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Nintendo3DSにブラウザが付いていることについて、今から振り返ると不思議な感じがします。 手元にスマホがあるのに、Wi-Fi接続でブラウザで調べて何ができるというのか? ただ、Nintendo3DSが出た当初は、まだスマホはそれほど普及していなかったかと思います。 (3G通信できるガラケーは普及していましたが、Wi-Fi接続はできませんでした) また、このブラウザは、ちょっと特別な動き方をします。 ゲームを一時中断(終了せず)状態のままブラウザを立ち上げ、調べ物をした後にゲームに戻ってくることができるようになっているのです。 少ないメモリの中、これを実現することは大変だったかと思いますので、この動きの実現には何か強い意志を感じます。 おそらく、スマホがさほど普及していなかった時代に、Wi-Fi接続でネット利用することが意図されていたのでしょう。 また、ゲームを一時中断(終了せず)状態のままブラウザを立ち上げ、調べ物をした後にゲームに戻ってくることができるようになっていることからすると、攻略サイトを閲覧し、攻略法を得て戻ってくることが意図されているのではないかな、と思います。 当時から、すでに攻略サイトは大ブレイクしていました。 ファミコン時代のソフトでも、スーパーファミコン時代のソフトでも、人気ソフトに対しては攻略サイトが存在しています。 Nintendo3DSでは、ファミコンやゲームボーイのソフトをバーチャルコンソールで遊ぶことができます。 (New 3DSでは、スーパーファミコンのソフトをバーチャルコンソールで遊ぶこともできます) 攻略サイトの閲覧をも取り込むことを実現するために、小メモリの中でめいっぱい頑張って詰め込んだのでしょう。 今となっては、攻略サイトを見るとしても、スマホ片手にプレイした方が早いので、このブラウザを使う機会はほとんどなくなりましたが、当時の任天堂の考えに思いを巡らすと、理想のユーザー体験を実現するためのめいっぱいの努力が行われたんだろうなと思います。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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