INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■YouTubeで見える世界の分断とMEGALOVANIA2019年 5月20日(月) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
RSS配信中 | |
だいぶ前ですが、僕がYouTubeを開くと、東方Projectのプレイ動画が多く表示される状態になっていました。 で、少し経ってから僕がYouTubeを開くと、「ニャニャニャ!ネコマリオタイム」や「ゼルダの伝説BotWの実況動画」が多く表示される状態になっていました。 が、娘がYouTubeを開くと、かんあきチャンネルとか、HikakinTVとかMasuoGamesばかりが多く表示される状態になっていました。 自分が知らなかっただけで、世の中には老若男女様々なユーチューバーが存在していて、そればかりに囲まれるかのような世界が実現されているのだとビックリしたものです。 で、今度はVRゴーグルの「Oculus Go」でYouTubeを開くと、3D 360°のVR動画が多く表示される状態になっていました。初音ミクが雪の中で踊っていたり、艦これのキャラクターが踊っていたり、VTuberが踊っていたり。 自分の知らなかっただけで、世の中には3DのVR動画がこんなにもたくさん存在していたのだとビックリしました。こういうが存在していたにもかかわらず、知らず楽しめなかった期間はどれほど長かったことだろうか。早期からVRゴーグルを持っている人を羨ましく思いました。 YouTubeで再生候補として表示されるものは、ユーザーの趣向に合わせて、かなり分野を狭められて表示されるという話を聞いたことがありましたが、ここまでハッキリ現れるとは。 よく、YouTubeで過激な政治的主張をしている動画があったりします。それを否定するわけではありませんが、そういった動画ばかりを観ていると、再生候補もそういう動画ばかりになって、世の中の意見が偏って見えてきたりするんだろうなと思ったりもします。あるいは、「YouTubeを観ていると言えば、世の中の大半の人が、そういった動画を観ているんだと勘違いする」かもしれません。 これはYouTubeに限ったことではなく、Twitterなんかでもあることで、Twitterの一部のクラスタでは、「世の中の全ての人が、バーフバリを観て感動している」と思っちゃっていることがあって(自分がそうだった)、でもそれは自分の観測範囲の中だけのことだということを忘れがち。 「Twitterで検索しても、折り鶴を被災地に送ろうという人など出てこないから、折り鶴が被災地に送られる事象など既に起きていない」という誤解を堂々と投稿している人がいましたからね。実際には、折り鶴を被災地に送ろうとする人は、Twitterなんか使っていないわけですから。 「Googleで検索して存在しないものは、この世に存在しないに等しい」なんて冗談で言ってしまう人がいますが、それを本気で信じかねない人がいるのが、現代社会ってものです。 YouTubeの場合、自分で能動的に検索するわけでもなく、再生候補が並んでくるので、そういった思考に陥りがち。 で。 最近、任天堂公式で、NIntendo Switchでよゐこの2人がUNDERTALE(アンダーテール)をプレイする動画を観たのをきっかけに、自分でもUNDERTALEをダウンロードしてプレイする機会に恵まれました。 このゲームは知る人ぞ知る弾幕避けRPGで、ストーリーの奇抜さとマルチエンディングのぶっ飛び方が半端ないことで有名なわけですが、僕自身はあまり詳しく知っていたわけではなく、上記のプレイ動画を観て強烈に興味を惹かれてプレイすることになりました。 動画の最後はトリエル (Toriel)との戦闘で締めくくられているのですが、BGMにガツンと心を掴まれまして。 色々調べてみたら、このゲームはBGMについても極めて高い評価が与えられているとのことで、色々検索しているうちに、今度はYouTubeの動画がMEGALOVANIAだらけになりました。 (どのキャラのBGMなのかは、ググると強烈なネタバレになるので、知らない人/これからプレイしたいと思っている人はあえてググらないほうがよいです) ゲーム音楽の「演奏してみた」動画については、ドラクエはファイナルファンタジーやクロノトリガーのBGMを、ピアノや縦笛や、吹奏楽、オーケストラで演奏してみている動画が上がっているのは知っていたのですが、UNDERTALEもそんな状況になっていたとは。 YouTubeがこの動画だらけになって、始めて状況を認識しました。 YouTubeの再生候補は、便利な存在ではありますが、世の中で実際には何がマジョリティなのかを理解しようとする上では、人間の視野を強烈に狭めてくれることがある……使う人の認識が低いと、特に酷いことになる……ので、要注意かもしれないですね。 とりあえず、Nintendo SwitchにもDELTARUNE Chapter 1(UNDERTALEと同作者が作成した別ゲーム)が対応したっぽいので、そっちも遊んでみようかと。情報遮断しています。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
- 最近の更新 - |
|
3212223 (+0134)[+0218] Copyright© 2010-2024 INASOFT |