INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■昔、雑誌の裏に「DOSる?」という広告があったのをふと思い出した2019年 4月28日(日) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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昔…といっても1990年代前半だったかと思いますが、当時自宅に置いてあった「I/O」というコンピュータ雑誌の裏側に「DOSる?」というキーワードが載っていたのを、ふと思い出しました。 たしか、「購入時点でMS-DOSフォーマットされているフロッピーディスク」の広告だったかと思います。 当時は、電気屋で売られているフロッピーディスクは、フォーマットされていないことが一般的でした。 DISK-BASICでフォーマットするのか、MS-DOSでフォーマットするのか、人によって使い方はまちまちでしたし。 たしか当時は、輸送中に磁気が壊れてしまうことがあるから、工場出荷時点でフォーマットしていてもあまり意味が無い、という説明もされていたような気もします。 ただ、世の中の人々が一般的にMS-DOSを使う事が多くなったとか(違う使い方をする場合も、フォーマットし直せば良いだけ)、輸送の方法が改善されたとか、色々とあったのでしょう。 特に当時は、ワープロにしても表計算ソフトにしてもゲームにしても、立ち上げてしまうと、終了するまでディスクをフォーマットするためのコマンドを呼び出すことができないことが一般的でした。 なので、何かしらの作業をしていて結果を保存しようとしたとき、保存先のフロッピーディスクが一杯だった場合、大変困ったことになったものです。なにせ、お店に行ってフロッピーディスクを買って来ても、フォーマットしなければ使えない。ソフトを終了しないとフォーマットできない、ソフトを終了すると編集中の作業は失われる。 今だったら、ハードディスクに保存すればよいとか、ネット上のクラウドサービスにアップロードすればよいとか、ワープロソフトやゲームソフトを立ち上げたままでも、SDカードやUSBメモリをフォーマットするソフトウェアへタスク切り替えするとか、いくらでも解決方法があります。 (当時でも、一部のワープロソフトなどから、MS-DOSのコマンドシェル(command.com)を呼び出す機能があったりもしましたので、その方法が使えた場合は、回避できました) というわけで、お店で買ってきたらいきなり使えるフロッピーディスクの存在は、当時としては非常に便利な物だったのだと思います。 これも平成の終わりと共に、忘れ去られる文化ですね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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