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■奨学金破産で親子共々破産とかいう時代がきたのか

2018年 2月14日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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自分が小さいことには、日本は先進国で他国より裕福な暮らしをしている国だという話を聞いていた気がしますが、最近ではだいぶ事情が変わってます。それでも、現在でも他国より裕福だと思い込んでいる人がいて、周辺国のさらに裕福な様子を聞いて愕然とする、なんてエピソードをツイッター上で見かけるようになりました。

どこまでが本当かはわかりませんが、割と本当の話なんじゃないかなと、なんとなく思ったりします。

で、表題の話。
奨学金破産で親子共々破産という。そんな時代。
学生ローンを奨学金と呼ぶのは、いい加減、どうなんだという気もしますけどね。しかも有利子で取り立ても厳しいわけだし。

取り立てが厳しいのは理由があり、僕らが学生の頃(まだ日本育英会と呼ばれていた)は、取り立てが優しすぎて逆に問題とされていました。もっと、勤務先に電話をかけるなどしてきびしく取り立てるべきだ!という、世論からの圧力があって、今のような厳しい取り立てになったのだと思います。

ただ、良くないことに、世の中の景気もどんどん悪くなっていったのだと思います。リーマンショック等の影響でしょうか。

給料も十分にもらえず、取り立ても厳しくなったのなら、板挟みとなり、破綻することになるわけで。

自分の場合、幸いなことに(?)2006年ごろに突然の遠隔地出張があり、何ヶ月か200時間超の残業を強いられたことがありました。
まだその頃は、ギリギリITバブルが残っていて、残業代はほぼ満額で払われたため、サイフはだいぶ潤いましたので、奨学金は一気に返済してしまいました。

今ではIT業界バブルもなくなり、うちの会社も裁量労働の名の下に定額残業代制になったので、当時のような稼ぎを得るのは非常に難しいでしょう。

今から思うと、あの時、稼げていなかったら、自分も破綻の道を歩んでいたかもしれず、ギリギリITバブルの波に乗れたのは不幸中の幸いでした。ってか、もう200時間残業を何ヶ月もやるのは、嫌ですけど。




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