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■大切な写真を、そこそこ、ある程度、保持しておくにはどうするのがベストか

2017年 4月25日(火) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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大切な写真を、そこそこ、ある程度、保持しておくにはどうするのがベストか。

「そこそこ、ある程度」かつ「ベスト」ってあたりは、コストパフォーマンスを考慮に入れなければならないといったところでしょうか。

e・MMC(ストレージ)搭載の64GBのノートPCがありまして、ほとんどの領域をWindowsとプログラム群で占めてしまっており、ユーザーがマイピクチャに写真を入れられる余地はほとんどありません。そこへ、「Creators Update」が降ってこようとして、とうとうディスクがカツカツになった・・・そんな状態のご家庭の話です。

うちみたいに、メインPCの他に、1TB-RAID1-NAS, 2TB-RAID1-NAS, 3TB-RAID1(Raspberry Pi3接続)を備えて多重バックアップ体制を敷いているような状況ではなく。

普通に・・・リーズナブルに、写真のバックアップ・・・というか、ストレージがカツカツなので、メインPCにデータを置いておく余地はあまりないので、データ配置場所を考えなければならないわけですが、まぁ、普通に考えつくのは、外部HDDを配置することでしょうか。

USB接続のポータブルHDDならば、安価で、手軽に配置できます。

例えばこんな感じの。

IMG_2292.JPG

メリット・・・1TB程度なら1万円以下で手に入りますから、非常にリーズナブルです。

デメリット・・・落としたら簡単にぶっ壊れるであろうこと。落とさなくても、角を壁にぶつければぶっ壊れる可能性がありますし、何もしなくてもぶっ壊れる可能性があります。5~10年もしたら、磁気が吹っ飛んでデータ消失してしまうかもしれません。

落としてぶっ壊れるのが怖いのであれば、SDカードのようなメディアに入れてしまうのが、結構有力な選択肢な気がします。

image.jpegimage/2013-07-04T23:21:46-1.jpg

大容量だったのでMicroSDカードの写真を出してしまいましたが、普通のSDカードでもいいし、フラッシュメモリでも良いかも知れません。フラッシュメモリも、落としたからと行って、そう簡単には壊れないと思いますので。

メリット・・・落としても壊れにくい。容量あたりの単価はHDDより高いとはいえ、最近はかなりリーズナブルになってきた。

デメリット・・・無くしやすい(落としたら壊れることよりも、紛失することの方が怖い)、フラッシュメモリなので書込限界がある。というか書き込まなくてもいずれ消失する。

書き込みすぎるとおかしくなるのは、ハードディスクも同じかも知れませんけどね。あれは書き込みすぎというよりは、熱くなっておかしくなるってところか。

メディアと言えば、光ディスクでもいいか。

image.jpeg

デメリット・・・ん~、メンドイ。

これはいいや。

USB接続のポータブルHDDは怖いですが、まぁ、突然死対策を考えると、USB接続のRAIDのディスクとかでもいいかもしれませんね。

IMG_2447.JPG

上の写真は、NASですけどね。

メリット・・・HDDが複数入っているので、1つが壊れてもデータを救い出すことができる。

デメリット・・・やっぱり落としたら壊れる。お値段がお高い。

強者なら、RAIDのNASを自分で作れって話もありますけどね。今回は強者を対象にしていませんからね。

IMG_2444.JPG

(さほど安くなるわけでもないし)

物理的に落としたら怖い、無くしたら怖い・・・といったあたりを考えると、インターネットの向こう側にある無料のストレージを活用した方が良さそうです。

IMG_2121.PNG

一番右に、ちょっと違うのが混じっていますけど、まぁいいや。

Windows 10ならば、OneDriveが気軽に使えてよさそうです。現在は、無料で使用できる容量は5GBまで。

Androidスマホからならば、Googleフォトが気軽に使えそうです。無料で使用できる容量は15GBまで。圧縮を許せば無制限まで行けたかな。もちろん、iPhoneからでもGoogleフォトは利用可能です。

メリット・・・新たなデバイスを買う必要が無い。無料で使える容量がある。それ以上は月額費用が掛かるが、比較的リーズナブル。

デメリット・・・インターネットがないと繋がらない。パスワードを無くすと繋がらない。流失が心配。アカバンされたら全消失。

間違って公開設定になっていたら・・・、とか、アカバン(何かのきっかけでアカウントが消される)されたら・・・という、手元にデータが無いことによる不安は付きまといます。

色々選択肢はありますが、一長一短がありますね。

予算や目的に合わせて、じっくり検討したいところです。





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