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■急にRaspberry Piが欲しくなりました3…カメラモジュール

2017年 2月 6日(月) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先月末に、急にRaspberry Piが欲しくなって購入し、Linux ServerとかDesktop環境としての遊び方も楽しみつつ、電子工作の真似事をしてLチカを試したりなんかもしてみたりした件のその後。

その後、VPN環境を構築して自宅外からアクセスしてメインPCにWake on LANを送って電源を入れてみたり、DLNAのサーバにしてメディアサーバにしてみたり、温度・湿度センサを付けて息を吹きかけて遊んでみたり、可変抵抗をグリグリ回してA/Dコンバータの有り難みを噛みしめてみたり…と、色々楽しんでおりました。

で、ところで基板上に「CAMERA」という文字が入っているのは何だろう?と思い、調べてみたところ、専用のカメラモジュールがあるらしいということに気づきました。Amazonだと、安いもので1600円くらいで買えるみたいですね。

長持ちは期待していないので、とりあえず安いヤツでいいかなと思い、気軽に購入してみることにしました。

IMG_2042.JPG

右中央あたりにある、CAMERAと書かれた、基板上から突き出ている部分にグサリと差し込みます。

IMG_2043.JPG

差し込んでみたところ。

思った以上に苦労しました。Raspberry Pi 3(Model B)を購入して以来、苦労したのはこれが初めてかもしれない。

カメラの基板上の部品(SUMMYと書かれた部分)が外れかけていて認識しなかったり(この品質が1600円か!)、それと気づかず、試しにケーブルを逆刺ししてみてもっとエラーの量が増えたり、raspi-config上のCamera設定の場所が(参考サイトに書いてある)従来のバージョンと異なっていて、どこにあるのか探すのに苦労したり…とか、色々ありましたけど、なんとか接続できました。

raspi_jidori.jpg

Raspberry PiがRaspberry Pi自身をセルフィー(自撮り)。

多分うちでこれができるのは、Raspberry Piくらいだろうなぁ。

デジカメはそれ自身を撮影できないし、スマホもそれ自身を撮影できないし。

その後、MJPG-Streamerで、リアルタイムに静止画配信・動画配信する方法も試しました。

これ、自室(PC部屋)の監視カメラとして実用的に使えそうですね。

カメラの基板がむきだしなのは、ちょっと気になるけど。ホコリを被ったら酷いことになるかもしれない。

MJPG-Streamerを常駐させたときの消費電力と温度上昇も気になりますね。

夏場は耐えられないかもしれない。

卓上扇風機を回したら、カメラがグラングラン揺れてしまうかもしれない。

実用まではあと一歩ってところですね。


「実用」で思い出したのですが、先日、常時回り続ける卓上扇風機の代わりに、GPIO制御のファンを付けたいというようなことを書いたのですが、よく考えたら、ブレッドボードに配線をグサグサさした状態のモノを、常設で24時間365日運用するっていうのは、ちょっと怖いですね。

普通にホコリを被って、火花が散って火災が発生しそう。

あれはあくまで学習用・実験用なので、やっぱり、人間がいるときでないと、使いたくないですね。

こういう電子工作のことを考えていると、弱いデジタル信号をきっかけに、大きな風を起こすファンを回るにはどうしたらよいだろうとか、卓上扇風機に電気(AC 100V)を流すかどうかをデジタル信号をきっかけに決めるにはどうしたらよいだろう…とかいう思考が生じ始めました。

弱いデジタル信号(電流)をきっかけに、大きな電流を流す方法を調べていたら、ああ、なるほど「トランジスタ」がどうしてそんなに喜ばれるのか。「半導体」が喜ばれるのか。やっと理解しました。「増幅器」と言われている意味も、よくわかりました。

かつて学校の授業で習った、真空管・トランジスタ・IC・LSIの歴史が、一気に頭を駆け抜けました。

当時は何も理解しないまま、言葉だけ覚えてテストに臨んでいました。

これを小学生・中学生くらいのときに知っていたら、その後の進路も違っていたかもしれないなぁ。

電流・電圧(電位差)・抵抗(Ω)・ワットなんかの意味も、ようやく実感をもって理解した気がします。37歳になって、ようやく実感が沸きました。

「ショート」(短絡)の意味も、今までは全然わかっていませんでした。ああ、ショート怖い。ショート怖い。



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