INASOFT 管理人のひとこと


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■「バージョン情報」ダイアログのライブラリを独立・簡易化させたい構想

2017年 1月12日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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現在、各ソフトウェアで表示している「バージョン情報」ダイアログは、共有ライブラリとして実装しています。
バージョン情報からは、必ず、環境情報の表示(CCPU)が呼び出せるようになっており、作者へ環境情報を報告するために利用できるようになっています。

ただ、CCPUには、現在となっては不要なコードが非常に多く含まれています。
CPU種別(8086と80186を判別するための)コードとか。
CPUの機能フラグを判別するコードとか。

.NET Frameworkのバージョン情報とか、リムーバブルメディアのドライブの状況とか。

現在、当サイトのソフトウェアを使っていて、CPUの細かい判別ができたからとか、.NET Frameworkのバージョン情報がわかったらとか、リムーバブルメディアのドライブ状況がわかったらとかで、作者が利用者PCの状況をより正確に把握できて、それが問題解決に結びつくかというと、そんなことはほとんどありません。

おそらく、今となっては、環境情報の表示(CCPU)で調査している情報のうち、Windowsのバージョン情報とIEのバージョン情報と、Comctl32.dllのバージョン情報と、モニタ(ディスプレイ)の情報と、リモート接続中かどうかと、UACの状態くらいしか役に立っていないんじゃないかと思うんです。

また、環境情報の表示(CCPU)の中には、非開示を条件に他者から利用させてもらっているコードも含まれているので、ソース公開上の課題にもなっています。

それから、今となってはほとんど使われていない、ASCII版(Unicode版ではない)のコードというのもあります。
ASCII版のコードは、Windows 9xシリーズとWindows NTシリーズで同一のコードで動かしたい場合に使っていたのですが、現在はWindows NTシリーズでしか動作させることが無いため、Unicode版のコードしか使われていないのが実情です。

というわけで、機能を絞り込んで「CCPU Lite」とでも言えるバージョンの「環境情報の表示(簡易版)」を作成し、それを「バージョン情報」ダイアログ表示用のライブラリとしてパッケージしなおそうかと考えています。
おそらくそうすれば、プログラムファイルのサイズも少しはスリムになるでしょうし。作者が、CPUの機能フラグの情報をアップデートする手間から解放されるってのも、非常に大きい利点になりますし。

現在、環境情報の表示(CCPU)を利用しているソフトウェアのうち、「いじくるつくーる」と「すっきり!! デフラグ」を除くソフトウェアについては、徐々に簡易版のライブラリに差し替えていきたいと考えています。




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