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■どうしても見たかった「貞子vs伽耶子」を観てみたわけですが

2016年12月23日(金) 2:28:02 [さくらのブログから転記]



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本当は映画館まで足を運びたかったのですが、予定が合わずに観に行くことのできていなかった映画「貞子vs伽耶子」のDVDのレンタルが、今月開始されまして、早速観てみることにしました。

sadako_vs_kayako.JPG

これのために、わざわざ呪怨をレンタルして予習したりなんかもしましたからね。

この映画は、エイプリルフールの冗談から始まったと聞いたことがあります。

その時は、「呪怨」の宣伝のためのただの冗談だったが、白石監督が、「ぜひ自分にやらせて欲しい」と懇願し、実現してしまったのだとか。

事前情報から、ホラーというよりは、コメディアクションみたいな感じなのかな、と想像していました。

Twitter上の情報だと、「観た人が幸せになれる」とか「応援したくなる」とか、そんなツイートが見えておりまして、どんな映画なのか? 貞子と伽耶子が戦ったらどっちが強くて、どんな戦いになって、どっちが勝負に勝つのか? ドキドキワクワクしながら観ました。

2作品が整合し、約1時間半の映画として成立させるため、様々な設定変更があったそうです。例えば、呪いのビデオを観てから呪いが実行されるまでの期間が一週間から2日間に変更されたり、他人に呪いのビデオを見せても呪いが解けるわけではなくなったり。


というわけで、ここからはネタバレありです。


最近見かける「○○vs△△」というタイトルの映画では、敵対して戦うよりも、むしろ協力し合って問題を解決するような映画になっていることが多いような気がします。

この映画の場合、貞子と伽耶子は戦いまして、また宣伝映像の中でもそのようなシーンが登場しまして、どっちが勝つのか?とヒヤヒヤさせられる流れはありました。

ただ、「貞子vs伽耶子」というタイトルを聞いて、互いに戦い合うという話を聞いて、僕が最初に思ったのは、強大な呪いと強大な呪いがかちあったら、お互いが打ち消し会うというよりは、むしろ合わさって、さらに強大な呪いになってしまうのではないか、という想像ですね。

たぶん、この映画を観るほとんどの人が、それを考えたと思います。まぁ、そうですよね。ってか、それが自然の流れな気がするし、両者の映画の今後を考えても、勝敗を付けさせるわけにはいかなかったはず。貞子が強いとか、伽耶子が強いとかいって終わらせると、両映画制作陣の間に、しこりが出来てしまっても困りますしね。

ちなみに両者が戦うシーンは、映画終了間際の本の数分間だけです。

これは、もうちょっと長くても良かったんじゃないかと思いますね。何回かに分けるとかでも良かったかもしれない。

そこらへん、ちょっと物足りなかった。

まぁ、Twitter上で見かけた「応援したくなる」については、たしかにそんな気分になれました。ほんの数分間だけだけど。

でも「幸せになれる」気持ちには、なれなかったですね。ホラー映画ですしね。

映画を観ていて引っかかった…没入感が削がれたのは、異端の霊能力者である常盤経蔵と珠緒ですかね。

「異端」という設定だから仕方がないのかも知れませんが、演技が浮いていたような気がします。

台詞が棒読みっぽいのも、「異端」という設定だからワザとなのかも知れませんけど、僕にとっては没入感は削がれてしまいました。

とはいえ、十分に楽しめる映画ではありました。

エイプリルフールから始まった企画としては、あるいは様々な利害関係の整理等、映画本編意外の難しい調整もあったりしたでしょうし、そういった様々な要素を勘案すれば、十分に及第点の映画だったかと思います。

オススメかどうかを聞かれるなら、十分にオススメの映画です。



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