INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■「うるう秒を1月1日にしよう」と決めている人は誰なんだろう2016年11月 9日(水) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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「うるう秒を1月1日にしよう」と決めている人は誰なんだろう?とふと、疑問が沸きました。 政治家的な人で、「うるう秒」が誰にどう影響を与えるかよく分からないまま、「1月1日ならばみんなお休みだから、影響は少ないんじゃないか」とかを、平然と発言してのけるようなオッサン集団とかで決めているんでしょうかね。 会議は口をぼーっと開けて参加して、夜には無駄にブランデーを飲んでいそうな。世の中の趨勢には関わりませんみたいな。 誰が決めているのかを検索したら、すでに調べている人がいて、パリにある国際地球回転・基準系事業(IERS)という機関というところだそうです。驚くべきことに、挿入タイミングは、世界標準時で 12/31 23:59:60 か、6/30 23:59:60 のどちらかと、すでに決められているとのこと。 いつ決められたことなのかわからないけど、2回に1回の割合で、正月にエンジニア達が出勤することは揺るがないことのようですね。 いや、揺るがない、なんてことはないだろう。 上のルール(2回に1回の割合で、正月がエンジニアの出勤日になる)を決めた頃は、まだコンピュータによるシステムが少なかった時代なのかもしれない(現行制度が1972年に始まったので、このルールを決めたのも1972年ごろ?)。 今の時代、コンピュータのシステムが狂うことによる影響が、世界に与える影響が大きいことは明らかなのだから、上記のルールの12/31 23:59:60 というのを外すとか、別の日に改訂するとかいったことをすべきではないでしょうかね。 誰か、パリにあるIERSなる組織に、権威あるエンジニアを参加させてくれはしませんかね? Wikipediaによると、うるう秒を廃止すべきという議論もあるのだとか。システムが狂って、最悪、人名を損なうリスクにもなるから、という理由で。 ただ、長期的に見れば、うるう秒を廃止することで昼夜逆転現象も起きかねないので、廃止というのは乱暴な議論でしょうね。 せめて、うるう秒の挿入スケジュールを、エンジニアに優しい日に調整するとかくらいの、マイルドな議論で良いと思うんですけどね。 正月の出勤がなくなるということは、休日出勤費用を出さなくてよくなるという、経営にも優しくなるということにもなりますし。 いいことずくめな気がしますけどね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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