INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■InnoSetupダイアログのフォント問題。「游ゴシック」問題解決した!2015年11月 3日(火) 10:25:25 [さくらのブログから転記] |
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11月3日がお休みであるということをすっかり忘れておりまして、あやうく会社に行ってしまうところでした。 というわけで、今日の予定が何もない状態に。ここの所放置気味にあきらめていた問題の解決に取り組むことにしました。 昨日ブログに書いた、『インストーラの「情報」ダイアログのフォント問題。InnoSetupと「游ゴシック」の問題について。』の記事。これの解決なんか、よさそうですね。 解決にコストがかかりすぎそうならやめちゃいますが、ササッと解決できる良い方法が見つかるならば、やってみるということで。 原因になっているのは、InnoSetupがデフォルトフォント(or システムフォント)を採用してしまうシーンで、如何にデフォルトフォントを選ばせないようにするか、ですね。 InnoSetupでフォントを選択する場面はいくつかありますが、例えば言語ごとにフォントを決める部分に原因があるとしたら、[LangOption]セクションが挙げられるかと思います。 いくつか試してみたのですが、どうも効果がないようでした。まぁ、指定できるフォントが、タイトルのフォントだったり、Copyrightのフォントだったり、明らかに用途の違う名前になっているので、当たり前といえば当たり前か。 どこのフォントがおかしくなるのか、よくよく考えてみると、[Language]セクションで指定されるInfoBeforeFileのファイルの中身を表示するときです。なので、ここをよく読んでみることにしました。
赤字のところに、とても重要なことが書いてあるのを、今までずっと見落としていました。 なんと、Rich Text Format (RTF) が指定できると書いてあります。 RTFのファイルの中にはフォント情報を混ぜることができますので、それを使えばデフォルトフォントを選ばせないことが可能になるのではないかと考えました。 早速実験。RTFファイルは、Windows付属の「ワードパッド」から簡単に作ることができます。 RTF版は、横線「--------------」も加えたりしてみました。 ▼フォントを指定しない(テキストファイルをInnoSetupで指定した)場合の情報表示 ▼フォントを指定した(RTFをInnoSetupで指定した)場合の情報表示 どうやら、うまく解決できたようです。 次に公開するインストーラからは、この方法を使って解決していこうかと思います。 まぁ、さすがに、「MS UI Gothicが気持ち悪い」と言われてしまったら、もはやどうしようもないんですけどね…。 上記の改良を行ったテスト版インストーラを、こちらで公開しています。対応を行った版は、行っていない版に比べて600バイトほどアーカイブのサイズが大きくなっているようです。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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