INASOFT 管理人のひとこと


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■IT化された部分でなくて、人間の動きに議論のフォーカスを

2015/ 4/17 0:00:00


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今日は、一昨日の記事の補足的な内容の記事を書こうかなぁと。

なんでも一般化させて、時には迷宮入りさせる事で気持ちよくなる人がいるという話を。

誤検知関係の話をすると切って、必ずと言って良いほど、この話を一般論に昇華させてしまい、「誤検知はなくならない」という話をし出して、得意げに物事を迷宮入りさせるのが好きな人が出てくる。

そうではなくて、一昨日も述べたとおり、機械による自動判定の誤検知を完全に無くそうとか、自動判定が完全悪だとか、そんな事に議論のフォーカスを当ててもダメでしょう。

(もちろん、そこにフォーカスを当てる議論も大事なことはあるけど、我々が今できることは、そこではない)


結局はその後の人間の対応が、どうなのか、という問題の方が重要。
誤検知の件の時も、メーカーに問合せた時の窓口対応は無茶苦茶だったし、原因が仮判明した後の動きもダメだったし、その後の1年間の担当スタッフの動きもダメだった。おそらく良い動きをしたのは、役員クラスの人達か。

誤検知が起きるのは仕方がないとして、起きた後に、『人間が』何ができるかが問題。

誤検知が起きるのは仕方がないとして、誤検知だと判明した後、それをいかに迅速にリカバリし、被害者をケアしていくかが問題。

ただ、今回の場合、「技術レベルも高くなければならないセキュリティベンダー」であるという事情もあり、最初のURL文字列処理バグのこともずいぶんとフォーカスされた。もちろんそれはそれで追及されるべきだろうけど、基本的に、完璧ではない人間が作るプログラムなのだから、100%の精度を求めるのは無理があるし、検定基準が考え方や時代により変わってくるという事情もある。

だけれども、その検定基準をもってしても、明らかな誤検知が起きたときは、人間によるリカバリとケアが必要。

事後の人間の処理が大事。
一度誤検知が起きるのは良いとして、その誤検知を繰り返させるのも人間だし、事態の隠蔽を図って被害者に苦労をかけさせるのも人間
もしあの時、人間がもっと適切に対応していれば、あそこまで事態は悪化せずに済んだだろうと思う。

なので、誤検知をゼロにするために何ができるかを考えるのではなく(どうせ判定基準の話が出てきて迷宮入りするのがオチ)、誤検知は無くならないとして割り切って、起こしてしまった後にいかにして人間がフォローできるか、その体制を人間がどう整えるか、人間の窓口をどう整えるか、こそが重要かと思います。


【明日に続きます】2015年4月18日 ドメインの変更は、安易な変更というわけではなかったです



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