INASOFT 管理人のひとこと


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■『プラチナデータ』を読み終わりました

2015年 3月26日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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「プラチナデータ」を読み終わりました。

映画化されている作品だと知ったのは、つい先日。読み終わった後でした。

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最後の方を読んでいて、残り数十ページくらいしか残っていないのに、すべての謎を解き明かしてもらえるのかと心配したんですが、普通に大丈夫でした。

というか、最近、西尾維新氏の本を多く読んでいるせいで、どうも感覚が狂っているのかも知れません。西尾氏の本が、何に対してもページ数を掛けすぎなのだ。たぶん、最後の謎解き的な内容だけで、小説1.5冊分くらいを平気で使うのだ、あの人は。だから今回は普通の小説を読んでいて心配になってしまいました。


ところで、昔の小説とか漫画とかだと、優れた科学者やマッドサイエンティストが、すごい機械とかロボットとか作って、魔法のような世界を実現する話が結構多かったように思えます。ドラえもんもそうだし、お茶の水博士とかもそうか。

でもこの本では、優れた数学者がすごいプログラムを用いて魔法のような世界を実現する話になっていました。

まぁ、最近では、マッドサイエンティストとは言っても、科学の力で悪魔のような世界を実現するというよりは、論文を捏造するとか、コピペしちゃうとか、別の方面でマッドな話題しか聞かないし。
そういうワイドショー御用達の科学者よりも、想像の及ばない天才数学者の作る魔法のようなプログラムの方が、小説や漫画が描きたがる魔法のような世界を表しやすいと踏んだのかもしれません。

そういえば、昔の想像上の科学者は、白衣を着て試験管で謎の液体も扱えるし、鉄の溶接もできるし、コンピュータを自在に扱えたりしたけど、最近の想像上の天才数学者は、プログラミング以外にどんなスペックを持つのが定石なんだろうか。

まあ、そのうち、想像上の天才数学者もプログラムも飽きられて、次は優れた想像上のプロジェクトマネージャかなんかが優秀な部下を天才的に魔法のように動かして、魔法のような世界を実現するのが一般化したりとかするのかもしれませんね。



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