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■大魔王が世界を征服しようとするとき、平和な世界の住民が思うことと取る行動は

2015年 2月13日(金) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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昨今の世界情勢を見ていると、「ハーゴンが邪悪な教団(邪教?宗教?)を立ち上げて世界を征服しようとしてムーンブルクに攻め入りました」みたいな状態を、ドラゴンクエスト2の世界の人達がどう捉えていたのか、とかが気になってきますね。

あの頃の世界の人達は、かつてゾーマが世界を支配しようとしていたり、竜王がアレフガルドを支配していたような時代から大分時間が経った頃に住んでいたから、けっこう平和ボケしていたんじゃないかと思います。

ムーンブルクから遠い国に住んでいる人達は、ハーゴンについては噂話レベルでしか聞いていないような感触だったし、たぶんあまり気にせず、ハーゴンの逆鱗に触れたりしなければ、自分たちの国に攻め込まれたりすることもなく、これまで通りの平和な暮らしを続けられると思っている人もいたかもしれません。

ロンダルキアの山から下りてすぐのところにあったムーンブルクが、たまたま標的になっただけでしょうからね。国単位での殺戮が行われたケースは、かなり狭いエリアに限られていたようだし。
(その点、ダイの大冒険の魔王軍は、世界のあちこちの国に、一斉に戦いを仕掛けていたようでした)

逆に、町全体を地下に潜らせて、密かに暮らそうとするような、過剰反応しているペルポイの町の住民達もいましたっけ。
ちょっと町を離れていた人が戻ってきたら、町ごとなくなっていて、金の鍵でしか開かない扉の手前で右往左往しているみたいな感じでしたっけ。

ラダトームの王様は、ハーゴンの噂話を聞いて縮こまってしまい、国王の職務を放棄して城下町の宿かなんかに隠れちゃったりしていたし。
あの世界では、ハーゴンの侵攻の被害を直接被る国と、ハーゴン情報に過剰反応する人や国と、遠いから他人事だと平和な暮らしを続けようとする人達がいるわけですね。





加えて気になったのが、あの世界の神さま?精霊だっけ? 「ルビス」という存在がいました。
たぶん、積極的にドラクエ2の世界に住む「人間」に関与しようとはしていなくて、自らの身に起きた過去の出来事がなければ、ハーゴンによる世界の支配も、「あの世界で起きていること」ってことで静観していたんじゃないかと思います。

過去のアレフガルドの世界で、ロトの勇者の祖先に救われた経緯があるから、今回はたまたま気まぐれで、ロトの勇者が付いている側の人間達が有利に事を運べるようにと、ハーゴンのまやかしを解くためのアイテムを渡してくれたってだけで。けっこう気まぐれな感じで。


たぶん、ルビスが過去にゾーマに幽閉されたのを救ったのがロトの勇者の祖先だったという経緯がなければ、ハーゴンの一件について、ルビスは何も助けてくれなかったんじゃないかとも思う。
ハーゴンによる世界支配の一件は、あのドラクエの世界の中では、それくらいの小事件だったんじゃないかな、と。

だから、あの世界の中の人間でも、実際に攻め込まれて滅ぼされた国もあれば、過度に反応する国や人もいれば、何事もなかったように暮らそうとする平和ボケした人や国もいるというわけなんじゃないかな、とか思う。

そういや、ムーンブルクの近くにあるムーンペタの人達が、意外と普通に暮らせていたってのも、今から思うと気になるところだな。当時のことは忘れかけているが、ムーンペタの町の人達がどんなセリフをしゃべっていたか、ちょっと見直してみたいかも。

そういや、ドラクエ1で竜王が支配しようとしていたのも、「アレフガルド」って一地方だったんだっけ。あまり、その外の世界まで手を出せるかどうかは、気にしていなかったのかもしれない。
もしかすると、アレフガルド外では、あまり関心を引かない一事件の扱いだったのかも。




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