INASOFT 管理人のひとこと


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■太陽の錯視

2015年 1月12日(月) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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満月が頭上にあるときと、満月が地平線に近い位置にあるとき、大きさが違って見えますが、錯覚によるものだそうです。
原因については諸説あるようですが、錯覚であることを確かめる方法としては、50円玉を手に持ち、腕をいっぱいまで伸ばして、その穴から月を覗き込む。

50円玉の穴から見る頭上にある月と、地平線に近い位置の月。どちらも、50円玉の穴にちょうど収まりきるサイズなんですね。
そのため、地平線付近に近い位置の月が、頭上にある月よりも大きく見えてしまうのは、脳がそう感じさせているだけの錯覚なのだそうです。

この錯覚は、もう2000年以上前から知られているんだそうで。

このような錯覚が生じてしまう原因については、周辺にある建物の大きさとの比較を、脳が無意識のうちに行ってしまっているとか、頭上にあるものよりも目の高さにあるものの方が近くて大きいと脳が勝手に解釈してしまっているとか。


もう一つ気になったのが太陽。
太陽についても、朝日や夕日は大きく感じますが、頭上にある太陽は小さく感じます。

海岸線から見える太陽のように、明らかに水蒸気が影響していて、大きく見えてしまう場合もありますが、普通に地平線の近くにある太陽が大きく見えてしまう現象も、月と同じ錯視なんだそうでして。

太陽と月の、見かけ上の大きさは、ほぼ同じです(だから、皆既日食と金環日食の両方が、度々見られたりする)。実際確かめるには、例の「50円玉」を使った方法ができるかなぁと思ったのですが、太陽の光を直視するのは非常に危険です。

(実際、それをやろうとした2000年以上前の人が、目を悪くしてしまったという逸話が残っているほどに)

というわけで、体感的に確かめることはできないのですが、2000年以上前の人が確かめたときの記録によれば、やはり、頭上にある太陽も地平線の近くにある太陽も、同じ大きさなのだそうです。
(2000年以上前に50円玉が存在していたわけではありませんので、2000年以上前の人は、太陽を見つめた後に網膜に残る残像により確かめたのだとか)


で、インターネットを色々調べてみたら、月や太陽などの単一の星だけでなく、星座についても大きく見える現象があるらしいです。




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