INASOFT 管理人のひとこと


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■意外と簡単だった、.NET Frameworkでの通知領域アイコンの作成

2014年11月25日(火) 0:02:15 [さくらのブログから転記]



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今回、CaptureSaveAsを作成する上で、.NET Frameworkを使ったプログラミングに取り組んでみました。

というのも、画像ファイルをPNGとかJPEG形式で出力するために、専用ライブラリを組み込むのが面倒くさかったので。

せっかくなら、そういったライブラリが標準で取り込まれている.NET Frameworkを使った方が早いんじゃないかと目論みました。

ただ、不安だったのが、次の2点。

  • タスクバーの通知領域(タスクトレイ)へのアイコンの追加は簡単にできるか。
  • クリップボードを監視して、画像データを取り出すことは簡単にできるか。
結論から言うと、タスクトレイへのアイコンの追加は簡単にできました。

dnet_nficon1.jpg

タスクトレイへのアイコンについては、普通にコントロールを追加する感じで、「NotifyIcon」を追加すれば良い感じ。

dnet_nficon2.jpg

タスクトレイのアイコンを右クリックしたときに出てくるメニューについては、ContextMenuを紐づけるだけ。

dnet_nficon3.jpg

その他、アイコンをダブルクリックしたときの動作とかも、簡単に定義できます。

なんか、心配するだけ損した感じだなぁ。



ただ、「タスクトレイにプログラムが収納されている」ことを表現するために、ダイアログが画面に表示されていないときだけ、タスクバーからはボタンを消したかったのですが、そちらについては色々と苦労しました。ってか、色々考えた末、常にタスクバーボタンは表示しないことにしました。こちらについては後日書ければと思います。(クリップボード監視とも絡むので、そのことも含めて)

また、クリップボードを監視する方法については、.NET Framework標準では方法が準備されておらず、Windows API(AddClipboardFormatListener)と、Windowsメッセージの受信に頼ることになってしまいました。ここらへんは、.NET Frameworkのライブラリに不足を感じますね。まぁ、色々と手を尽くせば実現できなくもないあたりは、良かったんですけどね。

クリップボードから画像を取り出すことについては、.NET Frameworkで方法が準備されており、こちらの方法を使うことにしました。

振り返ってみれば、1日でプログラムを完成できたので、.NET Framework さすが!って感じです。

加えて、Googleで検索すれば、結構な量のサンプルコードがヒットするので、世界中の先人達に大感謝です。やっぱり、有名なライブラリの良いところは、こうして世界中にサンプルコードを公開してくれている人がいることでしょうね。




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