INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■Windows 8.1におけるGetVersionExの挙動の変化に関する話題が注目を集めているみたい2013年11月 9日(土) 15:10:00 [さくらのブログから転記] |
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INASOFT「管理人のふたこと」で、Windows 8.1を導入したけどバージョンチェック(GetVersionEx)がうまくいかなくて…という記事を書いたのですが、最近ここへのアクセスが大幅に増加しています。 記事を書いた本人としては、話題が集まっているということ自体はうれしい限りではあるんですが、しかし、マイクロソフト社は、ソフトウェアからバージョンを読み取れなくして、どうするんだろう。 そりゃまあ、「Windowsのバージョンを上げたら、動かなくなったソフトがあった、どうしてくれる!?」って苦情がマイクロソフト社に殺到していて、聞かれる方としては困るだろうけど……。ただ、ソフトウェア開発者側だって、未来のWindowsのバージョンで動くかどうか分からないのだから、ブロックを掛けて(あるいは警告を出している)いるのであって、それをさらに妨害するかのような動きをWindows APIにされてしまうのは、非常に困ります。 すっきり!! デフラグも、いじくるつくーるもそうだけど、Windowsの作りに強く依存して作られているプログラムが、未来のバージョンのWindowsでも動くかなんて、わかりません。最悪、誤作動で環境を壊すことだって、ありえなくもない。 だから、警告表示をしているというのに、マイクロソフト社が勝手にGetVersionEx() APIの仕様を変えて、古いバージョンのOSにしか対応しないプログラムを強制的に動かせるようにしてしまうってのは、いかがなものだろう。結局損するのは、ユーザーでしかないのに。 たしかに、GetVersionEx() API含め、APIの仕様なんてものは、マイクロソフト社の一存で決められる物である。 また、GetVersionEx() APIについては昔から、非奨励っぽいことはマイクロソフト自身も言っていたような気もする。 だから、マイクロソフト社が「勝手にAPIを変えてしまった」ってことを批判するのは筋違いであることは分かっている。 ただ、ソフトウェアにとってAPIは公共空間みたいなもんで、そこをコロコロ変えられてしまうのは、ソフトウェア開発者からの信頼を損なうことになるだろう。 というかそこまでやるなら、マイクロソフトは、Windowsにおいて、過去のバージョンから未来のバージョンまで、アプリケーションソフトウェアに対する一貫した動作保証をすべきでしょう。 それはやらないんでしょうけど。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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