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ようやく、「悲痛伝」(西尾維新)読み終わることができました。 ![]() 「悲鳴伝」の続編ということになります。 「悲鳴伝」を読んだとき、たしかに、物語が終結した感じはしませんでしたが、続編を出すつもりはなさそうな雰囲気を醸し出していたので、こうして続編が出て読んでいるというのは、なんだか不思議な気分です。 今回は「悲鳴伝」のその後の世界が描かれています。もちろん、「悲鳴伝」で物語が終結したわけではないし、いくつか伏線があったので、今回もその存在を匂わせたりなどしている感じ。 以下、ネタバレがあるかもしれないので注意。 今回は「魔法少女」が登場することもあって、どことなく「新本格魔法少女りすか」っぽい、ひねくれた感じが、感触としてありました。 どことなく物語が迷走していて、着地点が見えなくなっている感も、同様。 西尾維新的怪奇系SFファンタジー小説になっているかと思いきや、最後に殺人者謎解きミステリーに突然様変わりしている感触も、その迷走している感覚を手伝っているかもしれません。 そういう作風で書いているのか、それとも、ホントに作者が迷走しているのか分かりませんが、あとがきを読む限り、今回も作者自身は、続編を出すかどうか分からないっぽいようなことを言っているので、「後のことは後で考える」と、わざとこうしているのかもしれませんね。 物語は全然終決していませんが。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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