INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■誤検知が起きたときに謝るのは誰であるべきか2013年 3月22日(金) 12:01:48 [さくらのブログから転記] |
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そういえば、トレンドマイクロのウイルスバスター等による誤検知が起きたとき、一般利用者に謝るべきなのは誰か、という問題がありました。 思い出してみると、自分のサイトが誤検知を食らったときは、最終的には「ユーザーの皆様に多大なご心配をおかけしており申し訳ございません」と僕が謝っていました。 また、去年末にトレンドマイクロが(自らも所属している)一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)のサイトを誤検知したときも「ご利用の皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。」と協会側が謝罪をしていました。 で、どちらの場合も、当事者で本来謝罪すべき側であるはずのトレンドマイクロは、世間向きには何の説明もしていません。 一般的に、こうして誤検知を受けた側が、何故か謝罪しているケースは、実は多いと思います。が、よくよく考えてみれば不自然です。 これは例えるなら、誤認逮捕をされた冤罪被害者が「誤認逮捕されてすいません」と謝って、誤認逮捕した側は何ら謝罪をしないような状態。 ちょっとこれは、あんまりだと感じます。 加えて、世間的には冤罪被害者が謝罪した段階で、問題解決済みとみなしてしまって、誤検知に絡む一連の事象は終着したと思ってしまいます。 トレンドマイクロが謝罪する機会が一度も出てきません。 誤検知を受けた際、冤罪被害者側が安易に謝罪文を公開してしまうことは、トレンドマイクロ側に反省する機会を失わせ、世間に、本当に謝罪すべきは誰かを示すチャンスを、意図せず奪っていることになるのではないでしょうか。 よっ て、誤検知を受け、冤罪被害者としてやるべきことは、(まるで自らが悪いことをしたかのような)謝罪文を自社サイトに掲載するのではなく、トレンドマイク ロを糾弾し、真の悪は誰かを示すこと、またこれによりどれだけ多くの作業工数・時間が人日単位で失われたかを明示することが重要でしょう。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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