INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■トレンドマイクロのウイルスバスターの連続誤検知問題の別の側面について2013年 3月17日(日) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
RSS配信中 | |
(先日ツイートしたことのまとめになります) 最近何度か書いていることからわかるとおり、トレンドマイクロのウイルスバスターの連続誤検知問題の側面の一つに、「心ない人の反応」というのがあります。 ■2013/03/12 実際の話。誤検知を受けた人に聞いちゃいけない質問 ■2012/10/08 よくある質問:トレンドマイクロの言うことなんて無視すれば / ウイルスバスター使用者のことなんて無視すれば いいんじゃないの? について もちろん、そうした人の、全体に占める割合は少ないと思いたいです。ただ、一般の人が全く声を上げないのに対して、少ない割合の人が声を上げるわけですから、「声を上げる(少数派の)人の意見ばかりが届く」状態になります。 なお、こういうことを書くと、『ウイルスバスター信者』のような人たちの声が多く届きやすいと思われがちですが、実際のところは、こういう(声を上げる)人たちには次のようなタイプがあります。 ・積極的に誤検知メッセージを信じる『積極的信者』 ・初心者であるが故に、誤検知メッセージでも信じることしかできない(信じざるを得ない)『初心者』 ・「念のため」と言いながらも、結局、誤検知メッセージを信じる『念のため厨』または『消極的信者』 ・一見冷静な風を装って、人が傷つくようなメッセージを投げかけてくる『自称有識者』 本来、こういう疑念系の事象は「推定無罪の原則」が働いて欲しいものですが、ことセキュリティについては「慎重派の行動」が奨励されることもあってか、人は「推定有罪」で行動することがあります。また、それが望ましいこともあります。 しかし作者に対する当たりも「推定有罪」で動くため、上のような「聞いちゃいけない質問」にあるような質問が来たりします。 上の「誤検知を受けた人に聞いちゃいけない質問」は、半ば笑い話のように書いたし、誤検知問題事態の発生は1年前のことだから、「こんな事をする非常識な人がいるんだー」と捉えられた方も多いと思います。しかし今、目の前で、全く別のソフトに「連続誤検知問題」のような現象が起きたとして、あなたがどう行動されるか、冷静に考えてみて下さい。もしかすると、「こんな事をする非常識な人」と、あとから思われるような行動をとってしまうことはありませんか? また、トレンドマイクロ社は大きい企業なので、その判定を盲信する人もいます。初心者であれば、信じることしかできない(信じざるを得ない)人もいます。 そういう人は「誤検知」を「誤検知」と思うことをしないし、もう二度と当サイトに来てくれることもないので、釈明の機会も与えられません。ユーザーを永遠に失うことになります。 それから、例えば「ウイルスバスターで検知されたので、『念のため』ソフトの使用は/掲載は見合わせます。誤検知と分かったら使用/掲載します」みたいなメールを受け取ることがあります。これが1度なら良いですが、トレンドマイクロのウイルスバスターは6ヶ月にわたる断続的多発誤検知だったので、それが繰り返し寄せられます。 Webサイト上に「そういうメールは送らないでくれ」と書いたら、今度はプロバイダへ通報した人がいて、プロバイダから警告の電話がかかってきました。 もう、いい加減にして欲しい。 哲学で習う言葉だったと思いますが、たしか「人間は、自分にとって良いと思う方を選択する。(それが社会的意味で良いことかどうかは議論の余地があるが)」というものがあったかと思います。 残念ながら、作者が「趣味を失う方が、自分にとって得である」という思いに至ったということは、それほどの過程があった、ということを想像していただけたらと思います。 それは、トレンドマイクロのサポートの対応の悪さであったり、一部ユーザーの心ない言葉であったり、自称有識者の傲慢な一言であったり。 少し前、Twitterで、「INASOFTの作者さんは、何か大切なことを失ったように見える」というようなことをつぶやいている方を見つけましたが、まさにその通りだと思います。「大切なことを失った方が、自分にとって得である/大切なことを失わざるを得ない状況になった」ということについて、是非検討してもらえたらと思います。 トレンドマイクロのウイルスバスターの連続誤検知問題について考える際は、是非、こういった側面も、考慮に入れていただきたい。 そして、ウイルス対策ソフトの誤検知が対処されないと、「ただ誤検知が起きていることそのもの」以外に、こうしてどんどんあらぬ方向へ被害が広がっていくことを、サポート担当者は理解しておいて欲しい。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
- 最近の更新 - |
|
3211691 (+0056)[+0260] Copyright© 2010-2024 INASOFT |