INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■実家を整理していたら出てきたTurbo C++2012年11月21日(水) 0:02:00 [さくらのブログから転記] |
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実家を整理していたら、Borland の Turbo C++ のインストールCDが出てきました。 MS-DOS時代の、C++ですね。 この頃は、C++ のことをよくわかっていなかったので、ただのC言語として使っていた記憶があります。 当時から統合開発環境が存在していて、高機能なテキストエディタとか、キーワード上でF1キーを押すだけで起動するヘルプとか、その場でコンパイル・リンクができてエラーやワーニング箇所を知らせてくれるとか、けっこうよくできていました。 ただ、MS-DOSのユーザーメモリ(コンベンショナルメモリ)は640KBしかありませんでしたから、コンパイル中にたびたびメモリ不足に陥ることがありました。 640KBより多くのメモリを使うには、EMSやXMSなどのメモリマネージャを立ち上げ、それに対応したソフトを使うしかありません。 幸いにも、Turbo C++はそういったメモリマネージャに対応していましたので、比較的楽にコンパイルを通すことができていたと記憶しています。 そういえばこの頃は、640MB(正確には1MB)のメモリ空間のことを指して「メインメモリ」と呼んで、それより上位のメモリエリアのことは「拡張メモリ」と呼んでいましたっけ。 今でこそ、この頃の拡張メモリのことを指して「メインメモリ」と呼ぶようになっちゃいましたけどね。で、ディスク上のメモリの待避エリアを含んだ領域を含めて仮想メモリと呼んだりしていますね。 今から思えば、あの頃はよく、640KBなんて小さなメモリ空間上でプログラムが動いていたもんだなぁと、感心します。 CPUは数十MHzだった時代です。あれでよく、パソコンとして使えていたなぁ、と。 でもまぁ、1MHz = 1,000,000Hz = 100万Hz ですからね。 1クロックで実行できる命令なら、1秒間当たり100万回実行できてしまうわけで。 当時も実は、すごい技術だったはずなんですよね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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