INASOFT 管理人のひとこと

最近、終電と仲良しです。

たまに、終電で帰れず、始発で帰宅することになる場合がありますが、それは「真の終電だった」と思うことにします。

高度に発達した終電は、始発と区別がつかないものです。

しかしアレですね、やむにやまれぬ事情……とか、他人・他社業務を被らされて残業をしておりますと、ネット上に散見される「残業は悪」「残業はこうなくそう」みたいな、小手先だけの、残業未体験のゆとり筆者が書いているとしか思えないような記事を見ると、非常にイラっとさせられます。

まともな記事なら良いですが、まともではない記事もあり、そういうのはサラリーマンを3年間でもいいから、やってみてから書いてくれないかね、と思うところで。

おっと、本題から逸れました。

今日、職場の後ろの方の席で、ブルースクリーンだのなんだのと、悲鳴のような声やら、叫ぶような声やら、色々聞こえてきたんですけどね。

「Symantec、法人向けセキュリティソフトの更新でブルースクリーンが発生する問題 」

http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20120713_546675.html

この件だったんですね。

机に並んだパソコンが、ずらりとブルースクリーンをさらしている様子を見るのは初めての経験でした。

ほんとうにすさまじい。

なぜだか僕の（会社の）PCでは、この問題が起きなかったので、ブルースクリーンに叫ぶようなことは無かったのですが……シマンテックといい、先日から当ブログで報じているトレンドマイクロといい、ここ最近の不祥事っぷりには、なんだか嫌になってきます。

というか、日本でウイルス対策ソフトと言えば、シマンテック（ノートン）と、トレンドマイクロ（ウイルスバスター）の２つが代表例として挙げられるような状況が長く続いていたと思っていたわけですが、どうやらそんなことはなくなりそうで。

とりあえず、「セキュリティソフトならばパソコンを好き勝手やっちゃってかまわない」とする、現在のPC業界の風潮を、どうにかしたいもんです。

怪しげなファイルを見つけたら、とりあえず消しちゃうのではなくて、ユーザーにお伺いをかけてくれませんかね。

自信たっぷりに削除しちゃう割には、誤検知だったって話しか聞きません。開発者がビルドしたexeをその場で消すとか、ダウンロード完了したファイルをその場で消すとか、程度の低さにも程があります。やっていることが、ウイルスと違いがありません。

ウイルス対策ソフトを「ウイルスソフト」と誤って呼んでしまう人は多いですが、あながち間違いとも言えなくなってきている現状が悲しいです。

ウイルス対策ソフトを名乗ったら、何でもかんでも好き勝手やることが許されていた時代は、もう終わりを迎えます。

ウイルス対策ソフトメーカーは、そのあたりを強く認識して欲しいです。

あまりにもお行儀の悪いウイルス対策ソフトは、他のウイルス対策ソフトから駆除されてしまえば良いのではないでしょうか。