INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。
・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/
・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/
2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32]

目次 | ←前へ / 2012-07-13 02:49 / 次へ→ / 最新へ⇒

■トレンドマイクロ誤検知問題その後

2012年 7月13日(金) 2:49:44 [はてなダイアリーから転記]



RSSRSS配信中
https://www.inasoft.org/



昨日連絡がありまして、全URLがブロック解除されたこと、原因を特定し再発防止策を練ったので、それを電話連絡したいとの連絡がありました。

とりあえず、確かに現時点では、全URLのブロック解除を確認できました。

返信内容などは、経緯説明のページの方に書きましたので、そちらを参照してください。

https://www.inasoft.org/talk/h201205c.html#23

もうちょっと詳しく書きたいところですが、もうこんな時間ですし、かなり省略形にしています。


ここ2日間、様々な応援の声や、同業の方からの同様の誤検知体験談や、ブロック時表示メッセージに関する悲鳴の声、今後について心配する声など、様々な声を受け取りました。

経緯説明のページでも少し触れていますが、私にとっても新しく知った情報がありますので、載せておこうかと思います。

  • 今回の問題は、悪意のある第三者が通報あるいは登録したから起きたのではないか?

これはかなり気になってます。Facebook上ではこの話題で盛り上がっていましたし、Twitter上でも、そう断言される方がおりました。

しかし、トレンドマイクロ社の説明する『自動判断』とは180°違う原因となってしまいますからね…。でも、これはこれで大変気になる声でしたので、トレンドマイクロ社へ直接聞いてみることにしました。

  • コンパイラ感染により、作者が気づかずウイルス配布をしてしまったらどうなるのか

コンパイラ感染とは初耳であり、気になりました。

どうやら、コンパイラに感染するウイルスがあって、できあがる実行exeはマルウェアとなってしまうとか。これであれば、作者が気づかずウイルスをばらまいてしまう事が起こりうるのかもしれません。

怖いのが、これが「今回のURLブロック解除」により見過ごされてしまうようになるのでは、という懸念です。たしかに、自分としても把握することができないものであり、怖いですね。


しかし最近、全然、コーディングしていないなぁ。

「複数行置換」のコマンドライン版とか、作りたいんだけど…。




Posted by H.R. at 2012/07/17 21:33:39
コンパイラに感染するウイルスについては下記の記事を参照してください。
『「Delphi」を汚染するウイルスが流行、作成ソフトをウイルス化』
http://sourceforge.jp/magazine/09/08/24/117216
※記事中にトレンドマイクロが出てきますが、先に発見した会社はカスペルスキーとエフセキュアです。

Posted by ayacy at 2012/07/17 21:51:56
ありがとうございます。参考になります。


目次 | ←前へ / 2012-07-13 02:49 / 次へ→ / 最新へ⇒


目次の表示:


ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメールフィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。
当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。本ページは公開から1年半後の任意のタイミングで削除される予定です。


- 最近の更新 -



3115160 (+0767)[+0733]

Copyright© 2010-2023 INASOFT