INASOFT 管理人のひとこと

ふと思い出したのですが、90年代頃に「Imidas」（イミダス）の紙媒体（一般的な紙タイプの国語辞書を４倍くらい大きくしたようなヤツ）が流行って、実家にも置いてありました。

それのなかに、「フリーソフト」に関する記載があり、代表的なものとして、ファイル操作ソフトの「FD」などが紹介されていたのを覚えています。

そんなような、辞典のような本に載るようなソフトを作れたら良いな、と思ったことがあったのを、ふと思い出しました。

今となっては、紙媒体自体が廃れている傾向にありますので、こういった気分を味わうことは、もう無くなってしまったかもしれません。

紙媒体で情報提供が行われていた頃は、紙面サイズの都合から、載せる情報をできる限り小さくする努力が払われ、それゆえに、載せられるものも少なくなっていました。

そのため、そういう媒体に載ることが一種のステータスのように感じられ、高揚感を得ることができるんじゃないか、とか、当時は思ったものです。

今となっては、大容量の記憶媒体や、インターネットの普及のおかげで、掲載情報は、厳選というよりは、どんどん拡大していく方向に進んで行っていますからね。

当時のあの特別な感覚は、同時だけのモノかなぁと思うと、ちょっと、残念な気もしてきますね。

これが文明の発展というものかもしれません。