INASOFT 管理人のひとこと

前にも書きましたとおり、様々な状況を鑑み、開発ソフトを Visual Studio 2005 から 2010 へバージョンアップすることにしました。

これにより、ネイティブアプリの動作環境がWindows XP以降となります。

（つまり、いじくるつくーるとか、すっきり!! デフラグとかの一連のソフトウェアが、Windows 98/Me/2000 で動作しなくなります）

いくつか質問が来ておりましたので、回答したいと思います。

• 開発・公開スケジュールは？

2月中は、2005と2010をPC内に共存させる予定です。正式版についてはすべて、2005で作成したものが公開されます。

β版の一部については、2010で作成したものが公開されます。

この中で、2010でビルドしたプログラムの品質の見極めを行い、必要な修正を行っていく見込みです。

3月～は、本格的に2010を使い始めようと思います。公開する正式版も、基本的には2010でビルドしたものとなる見込みです。

• 動作環境が制限されるソフトは何になるのか？

「すべてのソフト」ではなく、「C++でビルドされるネイティブプログラム」が対象となります。

こちらについては、生成されるexeの都合により、Windows XP以降でないと動作しなくなります。つまり、Win98/Me/2000 が動作対象から外れます（Win95/NT4は元々動作対象外）。これは「サポート対象外」になるのではなく、完全に動作しなくなる（起動時にexeがエラーを吐く、インストールが拒否される）ものです。

対象となるソフトを挙げているとキリがないのでやめますが、逆に対象外のソフトは「.NET Framework 2.0が必要」と書かれているソフトです。これらは .NET Framework 2.0の動作環境に準じることになるため、Win98/Me/2000等も動作環境となります。

• 旧版の公開は継続するのか？

旧版(Windows 2000以前にも対応する版）の継続配布期間は、半年程度(2012年8月まで)を考えています。

前例として、Visual Studio .NET 2003→2005 に交換した際（このときはWindows 95/NT4が動作対象となった）がありましたが、このときは確か、それくらいだったと思うので。

それ以降については、こちらでは旧版の配布は行いません。ただし転載は自由ですので、有志でダウンロードサイトを作る分には問題ありません。

なお、これまで同様、新版が公開された時点で、旧版はサポート対象外となります。旧版を利用している場合に発生したトラブルやバグについては、質問の受付や問題対応は行いません。