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|  最近公開しているソフトには、ヘルプファイル(CHM:コンパイル済みHTML形式)を同梱していることが多いのですが、どうもここのところ、このヘルプファイルが太り気味なことが気になっています。  
まぁそれ以前に、作者が太り気味なんですけど。  
せめて、ヘルプファイルだけでもダイエットさせたいと思いまして。  
ただ、ファイルサイズを減らすために、情報量を減らしてしまっては元も子もありません。  
内容が減ってしまっては、ただ劣化するだけです。同じ痩せるのでも「スリムになる」のと「げっそり痩せる」のでは意味が違います。  
というわけで、「ユーザーに伝える情報は維持したまま、ファイルサイズを減らす」にはどうしたらよいか、考えました。  
作戦は次の通り。 
 
  
例えば、preタグ内を除いて、改行コードなんてものはあってもなくても同じです。ならば、改行コードを取り除いてしまえば、1行につき2バイト(CRおよびLF)のダイエットになります。ただ、むやみに改行コードを取り除くことは、後々の保守に悪影響を及ぼします。なのでここでは、CRのみを取り除き、LFは温存することにします。これにより、1行につき1バイトのダイエットを行いつつ、編集時の編集効率も落としません。 
  
ヘルプファイル内で最大の勢力を誇るのは画像ファイル。pngとjpgです。  
とはいえ、jpgはそれ自体、かなりの圧縮率ですし、pngファイルはoptipngで極限まで圧縮済みです。さて、どうしたものか…。  
実はここのところ、プログラミング環境がWindows 7ということもあり、スクリーンショットもWindows 7上で取得しています。Windows 7は大量の半透明処理やグラデーションが用いられており、画面表示上はキレイなのですが、これを画像ファイルにすると非常にファイルサイズが大きくなってしまいます。  
これはイカン。  
というわけで、Windows XPのクラシックテーマで、スクリーンショットを取得することにします。さらに、無駄なパレットを使っていたら減色ソフトを用いて減色処理。  
これにより、ユーザーに伝える情報は保ちつつ、ファイルサイズを減らすことができます。  (6.24KB)  
  ↓  (1.05KB)  
▲「コピペテキスト修飾除去」のヘルプ内画像スリム化。画像の持つ意味は保ちつつ、画像のサイズを減らす作戦。次のバージョンのヘルプではこの画像に差し替えようかと考え中。 こういう縮小化って、突き詰めればどんどんできていくからハマりますね。  
なんというか、日本人は昔から狭い土地を工夫して住む文化があったからなのか、省スペースや縮小化って面白く感じます。  
ただ、ある程度まで進むと、縮小化に関するコストパフォーマンスが悪くなってくるのは必定。適度なところで切り上げるのが吉です。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 | - 最近の更新 - | |
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