INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■今週のお題「心に残った本」2011年 4月22日(金) 4:01:56 [はてなダイアリーから転記] |
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久々に、はてなダイアリーの出すお題に答えてみたら、というコーナーです。 今回は「心に残った本」について。 昔から読んで心に残っている本というと、やはり、小学生くらいの頃に、「読者感想文を書くために読みやすい本を求めて」読んだ本が、印象に残っていますね。 例えば、 ・オズの魔法使い この話自体は実写ドラマ(白黒のものに着色したもの)を見て知っていましたが、本でも読みました。 このとき、どういうわけだか、話の終盤が若干異なっていて、「魔女の魔法(おうちほどいいものはない、を繰り返して唱えながらくつをとんとん…と)で帰る」はずだったものが、「魔女だったか誰だったか?の助言に従い、示されたとおりの道を通って自宅へ帰還する」という内容に置き換わっていて、「あれ?なんでかな?」と思ったことがあります。 そういう変な意味で、印象に残った本でした。 ・おーい でてこーい これは、本というよりは、星新一氏のショートショートのうちの1つですね。確か、「世にも奇妙な物語」でも「穴」という題名でドラマ化していたと思います。 原作の方の詳細は、実はあまり覚えておらず、ドラマ化した方の内容ばかりを覚えているのですが、たしか、台風が原因で壊れた神社の敷地内から、深さのわからない穴が見つかって、そこに目を付けた人が「ゴミ捨て場を作って一儲け」するが、中には絶対に他には漏れてしまってはいけないようなモノまで捨て初めたものの… というような話。 あれは、後から考えても恐ろしい話です。 ・船乗りクプクプの冒険 北杜夫氏の小説。1962年に誕生した作品ですが、もしこれが現代に作られたモノだったら、間違いなくライトノベル的な調子にピッタリだったろうなぁと思わされます。 ・カポンをはいたけんじ たしか、透明になれる服を見つけて身につけたはいいが、それを脱ぐことができなくて…といったような話です。 小学生にわかりやすい表現で書かれていますが、基本的には、絶望的な状況を小学生が打破していくような、なんだか暗めの雰囲気のお話だったと記憶しています。 印象に残った一番の原因が、最終的に、「みんなが幸せになるようなハッピーエンドとは言えない」終わり方をするということでしょう。当時、僕が読んでいた本は、皆、後腐れ無くスッキリ終わるような本ばかりでしたから、この本を読みおわったときには衝撃を受けました。 ・PC-9801プログラマーズBible 僕が高校生の頃、インターネットなんか存在しない時代にプログラミングをすることは、難しかったです。 本屋に行き、技術書(当時はパソコン専用棚なんて無かった)のコーナーを見に行き、なけなしのお小遣いで欲しい本を厳選して買ってきたものです。 (ちなみに当時買っていた本は、PC98プログラミング関連の書籍か、赤ずきんチャチャ関連の書籍のどちらか。赤本?んなの買うわけねーだろ!) この本にはBIOS経由でコンピュータを操作する方法とか、メモリを直接操作して画面表示を操作する方法とか、たくさん載っていました。まさに、バイブルでしたね。 当時の記憶をちょっとだけよみがえらせてみると… VRAM(ビデオRAM。画面表示内容を記憶しておくメモリ)って、通常のメインメモリと同じアドレス体系によりアクセスできました。 当時のPCを利用していた方ならおなじみかと思いますが、640KBという、メインメモリ(コンベンショナルメモリ)という自由に使えるメモリ領域があって、その延長線上の384KBのメモリ上の中に位置していたんですね。 現在ではメインメモリというと、1MBよりも向こう側まで含んだ広大なメモリ空間のことを指す場合も多いですけどね。 当時のCPUは主にリアルモードというモードで動いていて、どんなに拡張メモリを積んでいようと…って、これ以上語ると長くなるのでやめておきます。 まぁともかく、あのころは良かった…。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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