INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。
・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/
・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/
2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32]

目次 | ←前へ / 2010-12-04 00:05 / 次へ→ / 最新へ⇒

■機能追加って難しい ~ 最近のmixiの「余計な」機能追加を受けて

2010年12月 4日(土) 0:05:00 [はてなダイアリーから転記]



RSSRSS配信中
https://www.inasoft.org/



機能の追加って、つくづく難しいなぁと感じることがあります。

これは最近のmixiの「余計な」機能追加にも通じるものがありそうだと、思い出した話なのですが…。

基本的に、制作者の元には「変化を望む」ユーザーの声しか届きません

変化を望まないユーザーの声は、届きません。というのも、変化を望まないユーザーは、作者にコンタクトを取ろうとしないのです。

例えば、

  • 「機能を追加して」という要望は届きやすいけど「機能を追加しないでシンプルなままでいて」という要望は届きにくい。
  • 「この機能をこういう風に改変して」という要望は届きやすいけど「この機能はこのままにして」という要望は届きにくい。
  • 「このソフト、動かないんですけど」という声は届きやすいけど「ちゃんと動いています、ありがとうございます」という声は届きにくい。

などなど。現状に満足をしている旨を作者に伝えること自体が希なのですから、考えてみれば当たり前の話なのですけどね。

ソフトウェアに限らず、政治や娯楽、会社の福利厚生制度や近所のスーパーマーケットの商品陳列などにも通じることかもしれません。

制作者は「多くのユーザー」の声を注意深く判断する必要がありますが、逆に、ユーザーも制作者に対し「現状維持を望む声」や「変化を嫌う声」を届けないと、意図しない機能追加や状況変化が生じて、後から慌てることになるかもしれません。





目次 | ←前へ / 2010-12-04 00:05 / 次へ→ / 最新へ⇒


目次の表示:


ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメールフィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。
当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。本ページは公開から1年半後の任意のタイミングで削除される予定です。


- 最近の更新 -



3126811 (+0063)[+1103]

Copyright© 2010-2024 INASOFT