INASOFT 管理人のひとこと


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■機能追加って難しい ~ 最近のmixiの「余計な」機能追加を受けて

2010年12月 4日(土) 0:05:00 [はてなダイアリーから転記]



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機能の追加って、つくづく難しいなぁと感じることがあります。

これは最近のmixiの「余計な」機能追加にも通じるものがありそうだと、思い出した話なのですが…。

基本的に、制作者の元には「変化を望む」ユーザーの声しか届きません

変化を望まないユーザーの声は、届きません。というのも、変化を望まないユーザーは、作者にコンタクトを取ろうとしないのです。

例えば、

  • 「機能を追加して」という要望は届きやすいけど「機能を追加しないでシンプルなままでいて」という要望は届きにくい。
  • 「この機能をこういう風に改変して」という要望は届きやすいけど「この機能はこのままにして」という要望は届きにくい。
  • 「このソフト、動かないんですけど」という声は届きやすいけど「ちゃんと動いています、ありがとうございます」という声は届きにくい。

などなど。現状に満足をしている旨を作者に伝えること自体が希なのですから、考えてみれば当たり前の話なのですけどね。

ソフトウェアに限らず、政治や娯楽、会社の福利厚生制度や近所のスーパーマーケットの商品陳列などにも通じることかもしれません。

制作者は「多くのユーザー」の声を注意深く判断する必要がありますが、逆に、ユーザーも制作者に対し「現状維持を望む声」や「変化を嫌う声」を届けないと、意図しない機能追加や状況変化が生じて、後から慌てることになるかもしれません。





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