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■超ライオンキングを観てきた話。変態(誉め言葉)さを感じる。

2019/ 9/ 8 0:00:00


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ディズニー映画の「ライオン・キング」を観てきました。

201909_cho_lionking.jpg

内容としては、だいぶ昔に公開されたアニメのライオン・キングと同じです。

(人によっては、手塚治虫のジャングル大帝とも同じだという話を聞きますが、僕はそちらを見たことがないため、判断できず…。本件は当事者間で、真正面から争わないという大人の選択が行われたため、外野である自分は、これ以上は何も言いません)

実写としか思えない映像が全編にわたり繰り広げられますが、本当に実写なわけがなく、CG映画です。

ですが、実写っぽく見えるためか「超実写版」と呼ばれていたりします。

(そういう意味では、アラジン実写版に登場したアブー(猿)や魔法の絨毯も、「超実写」だったと言えそうです)

僕としては、元のアニメ映画では、ハイエナが耳元で「ムファサ…」と囁き、「ふぉぉおおお」と震えることを繰り返すシーンと、夜に空を見上げていて、光っている星を指して、おならを得意技とする動物が「あれはガスが燃えていると思った」と言っているシーン(実は真実なのだが、冗談と受け止められる)が大好きでした。

後者のシーンは、この超実写版でも取り入れられていましたが、前者のシーンは見つけられなかったです。ちょっと残念。

前者のシーンは、劇団四季のミュージカル版でも取り入れられていたし、けっこう誰にとっても心に残るシーンかと思っていたんだけどなぁ。残念。

まぁ、そういう残念なところはありましたが、全体的には、スゲェ映画でした。

映像だけでも、もう、スゲェの。

後から聞いた話だと、この映画は、まずは3D空間内で動物たちが演技をする状態が作られて、そこへ、VRゴーグルを被った "カメラマン" が潜入し、各シーンを撮影したのだとか。映像の作り方からしておかしい(誉め言葉)。

比較するとしたら、まだCGアニメが珍しかった時代の、フルCGアニメ映画でしょうか。

トイ・ストーリーの一作目とか。あの頃は、全編フルCGでアニメ映画を作るなんて、信じられない!といった風に捉えられていたと記憶しています。

思いつく人はいるだろうけど、実現しようとなんて誰も思わねぇよと、捉えられていたと記憶しています。それを実現してしまった。

あるいは、Nintendo3DS版のドラゴンクエスト11の冒頭の方で、上部画面には3Dで描かれるゲーム、下部画面には2Dで描かれるドット絵ゲームが映され、それが同時に進行するというもの。

思いつく人はいるだろうけど、実現しようとなんて誰も思わねぇよ、と。それを実現してしまった。

今回のもそんな感じです。

1本分の映画の長さの作品を、フルにリアルな実写と見まがうようなCGで作るなんて、思いつく人はいるだろうけど、実現しようとなんて誰も思わねぇよ、と。それを実現してしまった。

誉め言葉としての「変態」ですね。


一方で、そういった "リアルさ" の実現と引き換えに、メスライオン内でのキャラクターの区別がつきませんでした。

どのメスライオンが、サラビ(ムファサの妻)なのか。

どのメスライオンが、ナラ(将来のシンバの妻)なのか。

区別がつきませんでした。

この映画の成り立ちを考えれば、ナラの目を人間の少女っぽく描くとかは、ありえないですからね…。

ちょっとそこらへんが残念でした。

リアルさと言えば、今回はドルビーシネマで本映画を観まして、雨が降るシーンなどで背後から音が聞こえてくるなどで、そのありがたみを感じることができました。

一方で、あまり「ドルビーシネマだから、こんなに良かった!」という感じに印象に残るシーンが他にあまりなく、これは他の映画にも言えることなのかもしれませんので、ドルビーシネマというハードウェアの問題ではなく、映画そのもの(ソフトウェア)の問題なのかもしれません。

ドルビーシネマを選択したことの優越感を感じられるような作品作りみたいなものが、もっと進むと良いなと感じます。

おまけ。

アニメ版の「ライオン・キング」を観ていた時、最後のシーンで、シンバとナラの間に生まれた子供は、男の子なんだろうなと、漠然と考えていました。

ただ、その後「ライオン・キング2」では、シンバとナラの第一子は「キアラ」という女の子であるとして描かれていますので、あの子ライオンは女の子だったということになります。

(その後の「ライオン・ガード」に登場する「カイオン」は、シンバとナラの第二子であり、キアラの弟となります)



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