INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■Raspberry Piで作っていたRAID-1がぶっ壊れて失われたもの…2017年12月24日(日) 1:27:33 [さくらのブログから転記] |
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一昨日の夜、Raspberry PiとHDD2台(3TB×2)でソフトウェアRAID-1を構築していたディスク(ラズパイNAS)がお亡くなりになりました。 ディスクが片方、物理的に壊れたらしいです。 /dev/sda1(1台目) と /dev/sda1(2台目) の2台がありましたが、壊れたのは /dev/sdb1 の方。 ひとまず、壊れた方のディスクを調べるために、いったん電源を切って、取り出して、外傷が無さそうなのを確認して、再度挿して、ひとまずフォーマットし直してみることにしました。フォーマットすると再び使えるようになりますからね。 partedで/dev/sdb1を指定して、ファイルシステムをext4にしてフォーマット。 "-c -c" オプションを付けて、読み書きできるかのチェックをしたりとかして。 フォーマットを始めて1時間ほど経った後、異変に気づきました。 アクセスランプが、1台目でピカピカしています。 あれ、壊れていない方を一生懸命フォーマットしていないか? どうやら、「いったん電源を切って、取り出して、外傷が無さそうなのを確認して、再度挿して」とかやっているうちに、カーネルによるディスクの認識順が変わったみたいです。 今までの/dev/sda1が/dev/sdb1を名乗るようになり、今までの/dev/sdb1が/dev/sda1を名乗るようになっていました。 え!? 私たち、入れ替わってる!? まさしく、「君の名は。」状態。ハードディスクの番号が入れ替わってる!! 死にました!RAID死にました!オペミスで死にました!RAID-1上の全データが吹っ飛びました! とはいえ、消えた内容は次の通り。 (1) 過去に作成した動画のバックアップ (メインPC(主) - ★ラズパイNAS(バックアップ1) (2) 撮影した写真のバックアップのバックアップ (メインPC(主) - LinkStation(バックアップ1) - ★ラズパイNAS(バックアップ2) - 遠隔地ストレージ(バックアップ3) (3) 16bit時代の開発環境 (1)については、メインPCにファイルが残っているので問題なし。 (2)についても、他に3つのバックアップがあるので問題なし。 (3)についても、もはや年単位で触っていない環境なので、問題なし。 問題ないものばかりで良かった。 ところで、なんで16bit時代の開発環境があったのかというと、「いじくるつくーる」開発に際し、R-Script言語の開発は、MS-DOS時代のflexとkmyaccというツールを用いて行っていました。 16bit時代の開発環境には、このflexとkmyaccが実行できる環境が整えられていました。 最近のWindowsでは、16bitプロセスを動かすための互換モードが切り捨てられましたので、仮にR-Scriptの言語仕様を替えたいときは、これを用いる必要がありました。 で、今回、その環境が失われたことになりました。 まぁ、年単位で使っていなかったわけだし、そもそも「いじくるつくーる」自体、開発を終了してしまっているので、問題ないわけなんですけどね。でも、これで、一つの時代が間違いなく終わったんだなぁという、なんかそんな気分になりました。 新しいHDDは、同じモノを買って来ました。 Western Digitalの3TBのHDD。 使用可能環境には、下記のOSが書かれていますけど、 今回はRaspbian OSで使いますので、Linuxです。Linuxは書いていないけど、使えないわけがないので使います。 ただし、容量が3TBですので、fdiskではなく、partedを使ってフォーマットしないといけない。 (fdiskは2TBまでのディスクにしか対応していないので) 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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