INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■棚から涼宮ハルヒの憂鬱DVDが出てきて、同時に楽しい想い出と苦い想い出が蘇る件について2017年 4月 9日(日) 21:15:20 [さくらのブログから転記] |
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棚を整理していたら、大昔に購入したアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のDVDが出てきました。 原作小説の方は、一通り買って、読んで、続刊がなかなか出なかったときに売っちゃいましたけど、DVDの方は残っていましたね。売っちゃおうかどうしようか…。 この作品については、最近思い出すことがありまして。 先期放送されていたアニメ「けものフレンズ」が人気になった要因は、やはり、楽しい雰囲気の中で不穏なことを匂わせたり、伏線を置いたりしたことかと感じました。そういえば、「がっこうぐらし!」も、そうだった気がするし。 そうやって過去の作品を振り返っていくと、この涼宮ハルヒシリーズの原作者である谷川流さんは、楽しい雰囲気の中に、ひたすら大量の伏線を置きまくっていたなぁと思い出しました。回収された伏線もありましたけど、回収されない伏線も大量にあった気がしますね。 伏線を置くことで、読者の興味を惹きつけ、それが人気を広げる要因になることもあるかと思いますが、伏線は負債みたいなもので、作者は返済義務みたいなのを負ってしまうのではないかと思いますね。 涼宮ハルヒシリーズは、回収見込みのない伏線負債が溜まりすぎたせいで、作者に負担が掛かりすぎて大爆発してしまったので、続刊できなくなったのではないかな・・・なんて思ったりしています。 話は戻りまして、アニメ版DVD。 第1期の0~7巻については、申し分なく大人気だったと記憶しています。 京都アニメーションが全力で作り上げたこのアニメは、本編のみならず、オープニングやエンディングについても非常によくできており、アニメーション作成陣が作品と真正面から向き合い、全力で作り上げたことがわかります。このことで、人気が出たのではないかと思っています。エンディングのダンス(非CG)にも人気が集まりました。2006年のことです。 その後、京都アニメーションとしては「らき☆すた」がありました。こちらも大人気でしたっけ。 それから2009年に、アニメ版「涼宮ハルヒの憂鬱」の再放送が行われるらしいという情報が流れ始めたものの、放送スケジュールが明確にされないよくわからない状態がありました。なんだろうこれは?と思って再放送を観ていたら、第1期には含まれていなかったエピソード「笹の葉ラプソディ」が放送されて、これは単なる再放送ではなく、第2期の要素も入っているのだと理解され、再び注目されたと記憶しています。 この先どんなエピソードが放送されるんだろう・・・とワクワクしていたところに、新エピソード「エンドレスエイト」が投入され、これが物議を醸し出しました。 原作の内容を、原則の意図を壊さない形で改変しているんですが・・・。 原作の改編と言えば、第1期の「孤島症候群 後編」も改変されていましたが、こちらはむしろ、涼宮ハルヒシリーズらしい、明るい改変で、非常に良かったと思っています。ですが、エンドレスエイトについては、改悪というか、放送事故みたいな内容に改変されていました。 アニメーション作成陣が作品と真正面から苦労して向き合い、全力で苦労して作り上げるのは良いのです。その成果物を軽やかに視聴者に魅せてくれるなら良いのです。作品と真正面から向き合う苦労を、視聴者側にも強いてしまってはダメかと思います。 アニメの方はこれで失速しましたね。なので、DVDの方も、それ以降は買っていません。作品と真正面から向き合うのは結構ですが、視聴意欲を削がせるやり方は如何なものかと。たぶん、原作の方にも被害は及んだんじゃないですかね。 で、今回、棚の中から、そんな「悪い想い出に落ちてしまった作品」が出てきたので、どうしようかなぁと思いましてね。 とりあえず観ることにしました。0巻から順に。 以前、「らき☆すた」のDVDをレンタルして観たことがありました。借りてくるときは、久々に観ると言うことでワクワクしていたのですが、実際に観てみると、それほどワクワクせず、リアルタイムで放送していた当時の高揚感は何だったのかなぁ…と思ったことがありました。やはり、当時の時代背景とか、友人関係とか、自分自身の置かれている状況とか、そういった総合的なことで、らき☆すた 人気があったのではないか、と思ったものです。 で、今回「涼宮ハルヒの憂鬱」のDVDを観ました。これがなかなか面白くて。 この作品の人気は、時代背景とか、友人関係とか、自分自身の置かれている状況とか、そういったものに依らず、作品そのものが面白かったんだな、と、再認識しました。 「笹の葉ラプソディ」まで見終わった後、どうしようかなぁと思いましてね。 とりあえず、レンタルDVD屋に行って、「エンドレスエイトI~VIII」「涼宮ハルヒの溜息I~V」「涼宮ハルヒの消失」を借りてくることにしました。 毒を食らわば皿まで。皿は美味しくないですが。 エンドレスエイト8回分を1.8倍速でまとめて観ました。苦痛でしたけど。 確かに当時から言われていたとおり、絵も声も、全部違っていたようですね。2~8回分は、純粋に作り直しされています。 誰も面白くないものを・・・というか、視聴者をイライラさせるマイナス要因にしかならないものを・・・なんでこんなに一生懸命、スタッフたちは作っていたのか、よく分かりませんけどね。もっと有意義なことで努力すればいいのに。努力の使い方が間違ってるんだよ。 「能力の無駄遣い」って、通常は面白くなるものに対して使うことが多い言葉ですが、これに関しては本当に無駄でしかないよなぁ。 「涼宮ハルヒの溜息I~V」「涼宮ハルヒの消失」は、明日・明後日の帰宅後に観たいと思います。 こちらは、セリフぶった切りの件を除けば普通のアニメ&アニメ映画だったと記憶していますので、普通に楽しく観たいと思っています。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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