INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■ベビーカー - 初詣は辛いけど、ディズニーランドに行くときは感動する2017年 1月16日(月) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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奥さんに勧められて、【初詣ベビーカー論争】ベビーカーについて良く知らないから、押しながら都内を歩いてみたという記事を読ませていただきました。その後、Twitter上でも、この記事が面白いと話題になっていたのをみて、やはり世間の関心を集めているんだなと思わされます。 僕は、ちょうどリアルタイムでベビーカーを使っている状態です。 正確には、ベビーカーを使っていたのは子供が1歳前半のときまでで、最近はベビーカーより簡易的な「バギー」というものに乗り換えています。事情はだいたい同じです。 ちなみに僕も、この年の子を持つまでは「バギー」というものそのものの存在を知りませんでした。多分、「バギー」を知らないという方がいても、恥ずかしいことではないと思います。多分。 そんなわけなので、同じ道でも、子供を持つ前or通勤に使うときと、バギーに子供を乗せた状態で使うときとでは、だいぶ印象が異なってきます。 駅の中を歩くルートを決めるときも、通勤時であれば乗車口までの最短路を選ぶわけですが、バギーを使っているときはエレベーターのある場所を念頭に置いてルートを決めることになります。 同じ道でも、受ける印象は全く異なっています。 そんなことを日常的に肌で感じているので、上記リンク先の記事については、非常に興味深く読むことができました。 逆に言うと、こんな感じで面白く書いて、(普段興味を持たないような人でも)面白おかしく読んでくれるようにしないと、この気持ちを周りの人に知ってもらうことはできないわけですね。 米にミルクがこぼれたら服を着替えさせるって・・・いままで服なんか着ていなかったのに(笑)。 例えば、先日は初詣で近所の神社に行きました。 基本的に、神社であるとか、お寺であるとかは、バリアフリーとは真逆を行く存在だと思っています。 階段ではベビーカーは持ち上げねばなりません。 あるいは、ドロドロな悪路を辿らなければなりません。 そのため、当初の話にあった、ベビーカー優先にしていた神社があったという話を聞いたときには、非常にビックリしました。 初詣みたいに、人が非常に多く集まる機会にベビーカーを持って行く・・・というか、それ以前に小さな子供を連れて行くことは、なかなか難しい判断が必要です。 人が多く集まるということは、病原菌も多く集まるということなので、免疫力の少ない子供は感染症にかかりやすくなりますし。 ただ、子供であるからこそ、年始の行事は大事にしておきたいという気もします。 日本人として、神社に初詣に行く習慣とか。(ちなみに、正月だからと神社にお参りに行くのは、比較的近年に発祥した文化だそうです) 未来のある子供だからこそ、獅子舞にカミカミしてもらうのは大事ですし。 なので、神社とベビーカーという存在は、相容れない存在であるように見えつつも、非常に近しい存在なのかもしれません。 とはいえ、費用の問題もあるでしょうから、神社をバリアフリー化するというのは、非常に難しい話です。 さて、年1回、初詣のために神社に行くのと同様に、だいたい年1回程度の頻度でディズニーランド/ディズニーシーに行きます。 こちらは逆に、徹底的なバリアフリーに驚かされることが多いです。 駅については、先ほど書いたとおり、多少の遠回りをさせられることはありますが、逆に多少の遠回りをしさえすればバリアフリーな通り道が必ず存在しています。 そういえば以前、東葉高速線の船橋日大前という駅について、「ごく小さな段差についてまで、エスカレーターが設けられているなんてバカじゃないのか?」と、面白おかしく語ってらっしゃる講師の方がいたのですが、車椅子やベビーカーにとってみれば、10段だろうと1段だろうと、乗り越えるのは困難なので、ごく小さな段差ならエスカレーターが不要ということはありません。 (そういえば、神社で乗り越えるのが困難だった段差も、2~3段程度の小さな段差でしたし) ディズニーシー内についても、(おそらく)全ての通り道に、バリアフリーとなる通路が存在しています。 マーメイドラグーンからアラビアンコーストに行く道だったかな。何も考えなければ、段差を歩いて上り下りすれば通過できるわけですが、その横には必ずスロープが設けられています。 ゲストが行ってよい場所には必ず、車椅子やベビーカーであっても到達できるよう、なんらかの手段が設けられていることに気づいたときは、非常に感動しました。これは、実体験がないと気づかないかも知れません。 逆に言えば、こういうのは実体験をしないことには気づかないことかもしれません。 以前、国の会議かなにかで、有識者として車椅子の方を呼ぼうとしたのだが、会議室のある場所には必ず複数段の階段を上らないといけなくて、到達を断念した・・・みたいな話があったと思います。 その会議も、バリアフリーについて論じる会議だったというのだから、マヌケな話です。しかしこれも、体験がなければ気づかない話なのかもしれません。 (似たような話で、「視覚障害者用の読み上げアプリを起動するために、画面上のアイコンを視認して起動しなければならない」なんて事例もあったとか。設計者の考慮が足りなかったのでしょうけど、設計者に体験がないので気づかなかったというわけです) 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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