INASOFT 管理人のひとこと


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■昨日はうるう秒挿入日

2015年 7月 2日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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唐突ですが、「うるう日」が入る年を「うるう年」といいますが、「うるう秒」が入る日はなんと呼んだら良いのでしょう。「うるう日」というわけにはいかないですからね。「うるう秒挿入日」という言葉を作りました。

さて、昨日のうるう秒は、日本時間だと午前9時00分00秒の直前に行われました。

午前8時59分59秒と、午前9時00分00秒の間に1秒挿入され、午前8時59分60秒が生まれたわけですね。

世間的には、この1秒の挿入でコンピュータシステムが狂う(*1)ことが懸念されております。

レンタルサーバ上で動かしている自分のプログラムも、9時ちょうどに予定していた、前日のプログラム更新をお伝えする自動ツイートのタスクを、一時解除しまして、なるべくシステム障害が起きないようにしました。

世の中にはこんな感じで、システムをガッツリ監視して、午前8時59分60秒の瞬間を血眼になって待ちわびる人達もいる中、残念ながら、僕自身はこの時間、遅延した電車の中で眠ってしまっており、うるう秒を自らの身で体感することはできませんでした。

悔しいので、何か証拠を見つけてやろうかと、家の中を探してみたら、ありましたありました。

image.jpg

左側は、今日ずっと家に置いてあった、電波で自動整時するタイプの置き時計。昼間に自動整時します。

右側は、今日ずっと身につけていた、電波で自動整時するタイプの腕時計。夜間に自動整時します。

見比べてみると、腕時計の方が1秒進んでいます。まだ整時されていないため、8時59分60秒が挿入されていない、1秒進んだ時刻になっているというわけですね。

とりあえず、実感という意味では、これで良いですかね。

さっそく、腕時計の方を手動整時してみます。強制電波受信。

image.jpg

(ピッ♪ という音と共に、強制電波受信による手動整時が完了)

image.jpg

今度はバッチリ一致しました。


(*1) 非常に高度なトランザクション制御プログラムや、データベース管理プログラムは、通信の管理・DBの一貫性維持・問題発生時のロールバック用の データ・ログ取得等において、何があってもシステム時刻が巻き戻らないことが厳密に要求されており、ミリ秒だろうがマイクロ秒だろうが、時刻戻りや時刻停 滞は許されません。そのため、この時間帯はシステムを止めるとか、OS制御で24時間くらいかけてゆっくりと、時刻を1秒遅らせるとかの措置を取ります。 ところが某ディストリビューションのLinuxで、マイクロ秒単位で観ると時刻が戻ったりとかするせいでその上で動作するミドルウェアの動きが狂うことがあって、それをどうにかするためのパッチを当てるだの何だのと、もうこの分野は面倒くさい!




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