INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
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■僕らが思うマジメな転載サイトが消滅しないためには・・・

2015/ 4/ 7 0:00:00


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先日あるブログで、ベクターがフリーソフト配布についてどれだけ真剣に考えているか?配布システムに改善の余地が大いにあるのではないか?というようなことを語っているのを見かけました。たしかに、それを考えたことはあったんですけどね。

ただ最近の傾向を見るに、どうやら、ベクター内でのフリーソフトの配布って、あまり収益の柱にはなっていないようなんですね。もちろん、企業の最初のきっかけはフリーソフトの配布だったかもしれませんが、最初のきっかけを柱にすることを続けていけるほど、現在社会派甘くありませんから、現在ではもっと、ゲームとかの有料物の方を柱にしています。

(確認してもらったところ、公開されている決算情報上もそうなっていたとのこと)


一昔前ならば、Windowsパソコンが流行っていたから、フリーソフト配布は「人」を呼び込むネタにはなっていたかもしれないけど。

最近では一般の人がWindows向けのフリーソフトを使うことも、一時期に比べれば大分減ってきたろうし(というかWindows用パソコンを持っていない人が増えちゃったし)、Windows向けフリーソフトは人を呼び込むネタになりづらくなってしまっているかと思います。

そういう意味では、ベクターがフリーソフト配布の重要度をどんどん下げて行っていくのは考えられなくもないし、経営上の選択肢としては普通にあり得るんじゃないかと思います。ベクターにコンサルが入ったり、超やり手の社長に交代したり、海外資本が入ったりとかしたら・・・とか考えると・・・。

フリーソフト関連事業を、もっと安く、効率よく、半機械任せで運営できる会社とかに売っぱらうとかは普通にありそうな気がしています。

たしか、4年くらい前に話題になった・・・海外で、最大手を名乗るダウンロードサイトがありましたよね。ああいうところに売っぱらうという未来が来そうな気がする。

たぶん、日本国内で、マジメにVectorみたいな会社がフリーソフトを配布しているだけでは儲からないから、そういう海外の最大手を名乗るところに事業売っぱらう。

で、売られた側の会社は、効率的な収益向上のために、経営のために、全部のフリーソフトにダウンロードマネージャーを勝手に付けるって寸法。こうなっちゃう未来がありそう。


運営元は海外だから、日本人が日本語で苦情を上げても無視するかもしれない。
たぶん、フリーソフト配布会社の未来は、そこに落ち着くことがあり得る。


その場合、作者はどうなるんでしょう。各作者の判断がバラバラに別れるかもしれません。
無償正義感の強い作者は、自サイトのみの配布に切り替えるかもしれない。もしかすると、嫌気が差してフリーソフトの開発自体をやめてしまうかもしれない。

(最近、SourceForge.JPも、ダウンロードリンクを表示するところまで到達するのにかなりたらい回しを食らうことについて指摘する声が上がっていましたので、そういうところに預けるという選択肢を考えたくない人が出てくるかもしれないから、有志開発への移行の道も閉ざされる)


逆に、売られた側の会社からは「あなたにも金銭的なメリットがあります」とけしかけて、作者の同意を得る方向に持っていくかもしれない。

ちなみに4年前に騒ぎになった某海外企業の日本上陸の際は、「我々はダウンロードマネージャを添付して利益を得ますが、作者には、ソフトが広範囲に配布できるというメリットがあります」とかいう「俺らは肉を食うからおまえらは霞を食え」みたいなメリット提示をしていたと記憶しています。だから、作者からの前向きな同意を得るのは難しかったんじゃないかと思いますね。

なので、Vectorとか窓の杜みたいなマジメなオンラインソフトウェア転載企業を、現在のマジメな形態のまま維持してもらいたいと思うなら、作者にしても利用者にしても、ちゃんと彼らを支援するようなことを考えていかないといけないでしょうね。

最近の、「Windows XPのサポート切れ騒動」のおかげで「OSのサポートも無償でできるわけじゃないんだよ」ということは一般に広く知れ渡ったと思うから、窓の杜とかVectorみたいなオンラインソフトの転載企業も、無償で出来るわけじゃないんだよということが知れ渡ってくれたら。

まぁ、広告収入の収益はあるだろうけど、あれは最近、非常に悪い状態なはずなので。




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