INASOFT 管理人のひとこと

先月末、ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3Dを無事にクリアしました。

難易度が高い箇所があったので、けっこう、攻略ムービー（ゲーム内で攻略動画を見られる場所がある）や攻略サイトに頼ってしまいましたけどね。

このゲームは、ゲーム内時間での3日間(72時間)の制限時間の中で、その中を繰り返しながら進めていくという、他に余り例を見ないシステムになっています。だから、同じ事を繰り返しプレイするのは当たり前。

そういえば従来のゲーム…セーブが当たり前になる前の時代のゲームは、同じ内容を繰り返し遊ぶのが当たり前でしたけど、今回は3日間システムということもあり、それを嫌でもやらされることになりまして。

謎解きの難易度は高く。ゆとりに媚びてないね。

このゲームが発売された当時は、あまりゲームに熱心ではなくなってしまっていた時期なので、当然プレイはしていませんでしたが、なんだか面白そうだなぁということはCMを見て思っておりました。

そして、Nintendo3DS向けに、時のオカリナの3D版が登場したときに、絶対にムジュラの仮面をプレイしてみたいなぁと思うようになりました。どうやらその当時、同じ事を考えていた人は非常に多かったみたいですね。

そもそも、ああいう変わったシステム、怖い演出の作品ですから、ゼルダの伝説ファンの評価も分かれていたんだと思いますが、ことここに来て「ムジュラの仮面の3DS版を出して欲しい」という消費者の思いは非常に高く、多かったようで、ムジュラの仮面の3DS版が登場するのは時間の問題だったのかと思います。

が、3年ですか。すごい時間を掛けましたね。

元の「ムジュラの仮面」は1年くらいで作ったという話を、任天堂のホームページかなんかで見たことがありますから、それを3年掛けてリメイクしたって、そりゃ、大変な話ですね。

さて、プレイしてみての感想ですが、非常に満足できました。

冒頭、「ゆとりに媚びてない」なんて書いちゃいましたが、それでも現代向けにやさしくしている点は多いようでした。

僕としては、ボスを倒していなくても、ボスに会っていれば、ダンジョンの入り口からボスのところへワープすることができるシステムに救われたことがありました。僕自身も十分、ゆとってしまっていますね。

あと、この作品の「演出」が、なかなか良いですね。N64版のころからだと思いますが、

• 3日目の0時以降。終末場面の表現の仕方。人が閑散とし、周囲が赤くなり、絶望的に月が迫っていて、BGMが悲しい、焦る。
• 所々で鳴らされる鐘の音。とくに3日目の0時以降に、警告だと言わんばかりに打ち鳴らされ続ける鐘の音はトラウマになる。
• １日目、２日目、３日目などの節目に、画面が小さくなったり「あと７２時間、あと４８時間、・・・」などと表示されるときの「デン、デーン」という音。