INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■悪人はわかりやすい姿や言動をしていない2015年 3月23日(月) 0:00:00 [さくらのブログから転記] |
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本当に怖い敵は、わかりやすい悪人の姿はしていないんですよ。 みんながみんな、バイキンマンみたいなわかりやすい姿で襲ってくるわけではありません。 本当に恐ろしいやつは、正義面している奴ですね。 自分が正義と信じて疑わない。社会的にも「正義」の側と宣言して普段行動している人や団体だったりするからタチが悪いと言えます。 そしてその取り巻き達も、それを信じているからもっとタチが悪いでしょう。 一昨年に誤検知を起こしたセキュリティ企業もそうだし、検索大手企業の公開するブラウザによる誤ブロックもそうだし、大抵、彼らは普段、自分達が正義だと思っているし、正義と信じて疑わないし、その周辺にいる人(ユーザーとか)も、セキュリティ企業や大手検索企業が正しいと信じて疑わない。だから、セキュリティ企業や大手検索企業が間違ったことをしたとき、自社の人も周辺の人も咎めようとしない。怖い。 自分が正義だと思って相手を責め立てている人間ってのが怖い。自分が信じている正義が責めている相手を、自分も責めている正義面している人間ってのが怖い。 信じるだけの信者みたいな奴らは、とてもタチが悪い。 昨今の、社会的に大きな事件が起きたときに、冤罪をふっかけて個人情報を晒して回る風潮にも似たところがあるかもしれない。自身の倫理と照らして、あるいは他の人のやっていることに乗っかって、こいつは私刑が妥当だと思えばネット上で簡単に私刑をやってのける。 先日の川崎中1殺害で、ネット上で勝手に犯人説を挙げられた女子生徒の件もそうだし、松本サリン事件で冤罪をふっかけられた男性もそうだし、あとから冤罪と判明したときに、私刑をふっかけた人達がどう償うつもりだったのか。 ネット上での冤罪私刑を、きっちりと追って、償わせるための仕掛けが作られないと、今後ネットはどんどん怖い空間になっていくんだろうね。 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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