INASOFT 管理人のひとこと


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■長らく芽生えなかった感情

2014年12月 3日(水) 23:42:31 [さくらのブログから転記]



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仕事で使用しているPCで、ある状況になるとデスクトップ上に現れるアイコンがあり、その状況が解除されるとデスクトップ上から消えます。なんだか、タスクバーの端っこの通知領域(タスクトレイ)みたいな使い方をしているなぁと。デスクトップはファイルやリンクを置く場所だろうよと。

多くの人にとってデスクトップ上にはショートカットを置いたり、一時的なファイルを置いたりする場所であったりするものですが、この常識って、Windows 95の頃から現れた常識なんですよね。そこでふと、古い感情がよみがえってきました。

というのも、Windows 3.1のころ、すべてのウインドウの背後に配置されるデスクトップには、ウィンドウが最小化状態となったことを示すアイコンが配置されていたんですね。

プログラム マネージャを最小化すれば、プログラム マネージャのアイコンがデスクトップに配置される。

ファイル マネージャを最小化すれば、ファイル マネージャのアイコンがデスクトップに配置される。

電卓を最小化すれば、電卓のアイコンがデスクトップに配置される。

(だから、現在でも最小化状態のことをIconic(アイコン化)と呼んだりする。

そういえば、時計のアイコンを最小化すれば、時計のアイコンがデスクトップに配置されるのだけど、なぜかその時計のアイコンだけは動いていたりとか。

ってか、当時は『時計』というアプリケーションが存在し得たんですね。

今となっては「タスクバー」の端っこに表示される時計があるために、わざわざ『時計』というアプリケーションは存在しないわけですけど。

(一太郎 ver.4が実装されていた「JustWindow」でも、これ見よがしに時計アプリが入っていましたっけ)

あ、そういえば、その『時計』が背後に隠れるのがいやだからと、非アクティブであろうと必ず最前面に表示される「常に最前面」(プログラミング的にはAlways TopとかTopmostと呼ばれる)状態が生まれたのが、Windows 3.1のときでしたっけ。あれは革新的でした。

話が逸れました。

ほんの20年前。当時、「デスクトップに置かれたアイコン」と言えば、「プログラムが実行中」であることを示す状態だったんですね。

だから、Windows 95が登場したとき、デスクトップに並んだアイコンを見て、「なんでWindows 95では、起動中のアプリケーションが、最初からそんなに存在しているのか? メモリの無駄遣いではないのか!」と疑問を呈した人がいたと聞きます。ってか、自分も最初はそう思いましたから。




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