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■卒業資格って、後から取り消されちゃったりすることもあるのか…

2014年10月16日(木) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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先日、新聞を読んでいたところ、STAP細胞で有名になった小保方晴子氏の早稲田大学の博士号が取り消されるかもしれないことが触れられていました。

早稲田大学がそう言っているのだそうで、これは噂のレベルの話ではなく、実際、当時の論文をどうにかしないと本当に論文が取り消され、博士号が取り消されることになるのでしょう。

まぁ、話題性の高さや、早稲田大学が「認定した責任」をどう取るのか?といったことで責められていることもあるなど、特殊な事情もあるのだと思いますが、後からこうして、学位が取り消されるようなことって、あるんだなぁということを初めて認識した次第です。

ちなみに僕は大学の学部卒なわけですが、いちおう卒業研究をして、卒業論文を提出して、認めてもらって学部卒の称号(学士っていうんでしたっけ?)をもらって大学を卒業しております。

当時、卒研の担当の先生が言うには「これでもう、僕を殴っても、君らは無事に卒業できるよ」とのことだったので、たぶん自分が死にでもしない限りは卒業は確定なのだろうと勝手に思っていたわけですが、あとから難癖が付いて卒業論文が取り消されれば、大学卒業の資格も取り消されるってことになりますかね。僕の十数年前の就職の基盤が揺らぐことに…。

というのもですね。十数年前に卒業研究をしたときの論文ネタって、例のトレンドマイクロ社のウイルスバスターによって「詐欺ソフト」認定が1年半に渡って宣告され続けていたいじくるつくーるなんですね。

詐欺ソフト認定されていた当時、それが誤検知であることを理解してくれている方はもちろんたくさんいましたけど、その反対に、全然信じてもらえなかった人もそれなりにいました。もし、そういった人の中に、母校の大学の学位を取り消せるだけの立場の人がいたとして、「詐欺ソフトをネタに卒研をするなんてけしからん。あいつは卒論取り消しだ」なんて言った日には、僕の大学卒業が取り消されちゃうことになりますからね。これは、溜まったもんじゃない。

幸い、トレンドマイクロ社の副社長が、詐欺ソフト宣言を撤回してくれましたので、そんなことはもうあり得ないわけですけど、今から思えば、あの一年半は、自分の大学卒業が取り消される危険性を帯びた、大変な日々だったのかもしれないと思うと、なんだか怖かったのかもしれません。




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