INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
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■経済を まわすということ

2014年 8月19日(火) 0:00:00 [さくらのブログから転記]



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最近、ネットの人の動きに関して、マクロな視点で見るとどうなるのかを観察してみたいと思いました。
というのも、一昔前みたいに、単に自作Webページを公開して、あるいはブログを公開して、それで人がどう動くか、最近のSNS社会だとどう動くか。

ネットの世界も(テレビのCMと同じく)広告表示があって経済が回ってナンボの世界みたいなところがあるかと思います。
たぶん、人が頻繁に訪れないと、こういう広告表示って行われないから、人の動きって重要かと思うんですよね。

自作のWebページの公開は、どちらかというと、プロバイダが提供するホームページエリアに自分が書きたいことを書き、それで自己を満足させる事に留まるところが多かったと思います。でも、当時は「検索エンジンと自作Webページ」でサイクルが回っていたこともあり、それだけでも人は多く訪れていました。だから、広告収入みたいなのも、それなりにあったかと思います。

ただ、自分の作ったコンテンツだけで人をどんどん呼び込む or リピータを稼ぐというのは大変です。
当時の掲示板の設置は、そこで人と人とが交流し、あるいは少量の更新料でも人が訪れ、そのサイトを活発化させるための良いスパイスになったんじゃないかと思います。
掲示板だけで構成されるサイトもできたくらいですし。

その後のブログについても同様で、ブログのメイン記事を、ブログの持ち主が書くだけでは人を回すには十分ではなくて、コメント欄やトラックバック欄を有効活用してこそ人が回るようになるのかと思います。
芸能人のブログのように集約数と広告収入が大きな位置を占める場合には、特に重要なことだと思います。

炎上は一般的には嫌がられることではありますが、そういう「人が多く訪れる」という意味では、そういう視点では、けっこう美味しい話なのかも知れません。
炎上商法みたいな言葉も聞きますしね。

真面目な人の場合は、炎上したら火消しに躍起になるし、芸能人ならマスコミからも責められるだろうし、精神的に追い詰められて、気を病んでしまう人もいるかもしれないから、誰しもができることでは無いと思います。
僕の場合も、トレンドマイクロ関係の問題が大きくなったとき、「きっと心ないコメントが多くなるだろうなぁ」という思いから、ブログのコメント欄を閉鎖しちゃいましたし。

ただ、心の強い人の場合、というか、炎上を商法だと思えるメンタルを持てる人の場合なら、むしろ炎上バンザイ、心ないコメントへの返答も燃料投下の一種、炎上が止んだのなら再度炎上させちゃる!くらいの根性を持っているのかも知れません。多分広告収入も比例して上がりそうだし。
己を犠牲にして(この場合は精神消耗?)、収入にするということになるのかな。

最近は、ブログのコメント欄に感想を書きに来てくれるよりも、ブログのURLをTwitterに貼り付けて、Twitterに感想を書く人も増えていますが、たぶん、ブログ主の広告収入的な観点では、美味しい部分もあれば美味しくない部分もあるんだろうな。そのURLを見て見に来てくれる人がいる反面、コメントそのものはTwitterに書かれているので、そこから派生する会話はTwitter上で完結してしまいかねず、自ブログの閲覧者数向上に貢献するとは限らないから。(=広告収入が増えるとは限らないから)

ちなみに、「すでに有名な人」が手っ取り早くお金を稼ぐための手段は、有料メルマガを発行することだと聞きますね。
初月は無料とかでも、けっこう人が飛びつくんだとか。残念ながら自分の場合、芸能人ほど有名ではないし、そもそも書き続けられるほどのネタが持たないので、できませんけどね。


最近では、SNSでの交流がメインになってきました。
SNSの場合は少し考え方が違っていて、胴元はSNSの運営元なので、いくら人気になっても、いくら炎上しても、儲けを得るのはSNSの運営元なんじゃないかと思います。
Twitterでいうなら、いくらリツイートされても、いくらファボ(お気に入り登録)られても、アカウント所持者には金銭は1円ももたらされないのが通常です。
多分そこに、何らかの形で自サイトとか、紛れ込ませないと、お金の形には変わらない。

一番良いのは、自分が胴元になること、SNSの運営者になることなんだと思いますが、多分それって物凄く大変ですね。
TwitterのようなSNSを絡めた、収入を得る仕掛けというのは、非常に難しい問いです。

ちなみにうちのサイトに管理人のふたことというコンテンツ群がありますが、これもユーザ交流の仕組みというか、人をリピータとして訪問させる仕掛けがないので、経済的にはNGですかね。



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