INASOFT 管理人のひとこと


フリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。
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■自分のプログラミングの今と昔

2014/ 4/30 0:00:00


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ふと思い出すと、自分が高校生くらいの頃のプログラミングのスタイルと、現在のプログラミングのスタイルって、だいぶ変わってきているなぁと思うことがあります。
それは、プログラミングに用いる情報の入手手段が書籍からインターネットに変わった(知識入手手段の違い)とか、あるいはNEC PC-98/MS-DOS 中心のプログラミングだったのが、WindowsやWeb系中心のプログラミングに変わった(プラットフォームの違い)とか、そういった環境の変化によるところが大きいですね。

特に、知識入手手段としてのインターネットの効果は凄まじい。
検索エンジンで適切な単語で検索すれば、欲しい情報がたちどころに手に入る。

まあ、それと同じか、それ以上の邪魔な情報も手に入るが、それらは冷静に取捨選択をする力が必要ですね。
邪魔な情報としては、

  • 嘘の情報(主に勘違いにより流されている情報)
  • 悩みだけ吐露して終わっているだけの情報
  • もっと別の楽しい情報が見つかって、そもそもの作業に集中できない

等がありますね。

プラットフォームの違いってのも、これも凄まじい。
昨今のコンピュータのプログラミング技術知識って、大抵は「ライブラリをいかに使いこなすか」が重要だったりします。

例えばJavaを言語として知っているだけでは意味がなくて、周辺のライブラリや、Webアプリとして動かすためのフレームワークの知識を知っていないと意味がない。
JavaScriptも、それ単独の知識では意味がなくて、多数のブラウザと組み合わせた場合の相性であるとか、もしくはその相性を取り除いてくれるライブラリであるとか、Ajax, HTML5 と組み合わせた場合の知識とか、そういったものが重要。

C#やVB.NETなんて、.NET Framework のライブラリ群の方が、むしろ主体だし。
C言語/C++言語も、言語そのものの知識と言うよりは、標準ライブラリやBoost C++ライブラリや、BIOS/MS-DOSファンクションコール・Unixシステムコール・Windows API群の知識があって、初めて役に立つというもの。

特に、Windows系のプログラミングをしていると、サービス/コンソールアプリケーションを作ろうとしているのか、ダイアログベースのアプリケーションを作ろうとしているのか、DirectX等で全画面ゲームを作ろうとしているのかでは、同じ言語・同じプラットフォームを使っているとは思えないくらいスタイルの違うプログラミングスタイルとなります。

自分が高校生くらいの頃のプログラミングスタイルを思い出すと、当時はMS-DOS上で動作するファイラーを作ろうとしていたり、BIOSコールをフックしてディスクにアクセスがある度に画面の一部を光らせるプログラムを作ろうとしていたり、あるいはPC-98VMでも動作可能な、8色グラフィックとビープ音だけで構成されるシューティングゲームを作ろうとしていました。

なので当時は、システムコールを通じたファイルへのアクセス方法だったり、テキストやグラフィックを超高速に表示するためにビデオメモリ(当時はUMBと呼ばれるエリアに情報を書き込むと、それが画面に反映された)へのアクセス方法だったり、BIOSへアクセスするための知識を必要としていました。これらを高速に実装するために、アセンブリ言語で直接効率の良いプログラムを書くことも考えていましたね。

なので当時は、本屋の技術書・実用書のコーナー(当時は「コンピュータ関連書籍」というコーナーはありませんでした)に足を運び「はじめて読む8086」とか、「 PC‐9801プログラマーズBible」を買ってきたりしていましたね。

まぁ、たいていの場合、こういった本は高いので、最初のうちは学校の図書室や本屋で読んでいるだけでしたが、それだけではどうしようもないのでお小遣いを貯めて買いました。買うと、コーディングしながら参考にできるので、プログラミングの速度が上がるんですね。

現在では、DirectXの使い方の本だとか、JavaScriptの使い方の本を買うことはありますが、ほとんどの場合はインターネットから情報を入手してしまいます。常時接続ってのは本当に便利なもので、ブラウザとプログラミング環境を好きなときに好きなだけ行き来できます。
最近では、プログラミング環境自体をインターネットから無料でダウンロードできちゃったりしますし、使い方をGoogleでググったりできますし、本当、便利です。

ただ、作ったプログラムを多くの人が使ったり、あるいはそのプログラムのバグが脆弱性になって多くの人に迷惑を掛けたりすることがあるので、その分気を遣わなければならないことが増えたことも確かです。

そういう意味では、昔は、何も考えなくて良かったし、もしBIOSの使い方を間違えても大抵はリセットすれば元に戻ったし(HDDをぶっ壊す可能性もありますけどね)、気楽だったと思います。やりにくい分、気楽だったというのが当時の印象。




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