INASOFT 管理人のひとこと


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■ジェネレーションギャップを感じるとき

2011/12/ 4 9:42:53


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先月上旬に32歳になりました。もう立派なオッサンと呼ばれる年齢かなぁと、酒を飲んで二日酔いになる度に思ったりします。

はい。

さて、今日のお題は「ジェネレーションギャップを感じるとき」なわけですけど、仕事でジェネレーションギャップを感じるなんてのは普通のことなんで、ここでは取り上げません。趣味の世界での話を取り上げたいと思います。

身近な話だと、フリーソフトを作っていると「最近の流行のソフトって…」ってのがありますね。

前も書いたかも知れませんが、僕がフリーソフトを作っている全盛の時って、普通に、スタンドアロン前提の、Windows用のソフトウェアを作るのが当たり前でした。ってか、あんまりそれ以外の発想も無かったし。

しばらく経って、IEコンポーネントをベースとした、フリーのブラウザソフトが全盛になりました。

IEがver.6までの時代、Windowsの一般的なブラウザには、今では当たり前のように付いている「タブ機能」がありませんでしたから、フリーソフトがそこら辺をカバーしていたんですね。

で、今は、というと、ネット接続前提の、Web APIを発行するようなソフトウェアが一般的になっていると思います。Twitterクライアントはもちろんですが、ゲームを作っていても、各ステージをクリアしたらTwitterにつぶやく機能を付けるだとか、そもそもゲームのプログラム自体がネットの向こう側に置いてある、なんてこともあります。

HTML5やJavaScript等、ブラウザ上でゲームを実現する仕組みも整ってきていますしね。

そんなところで、ジェネレーションギャップを感じたりします。まぁこれは、ジェネレーションギャップというより、「世間」と「僕の古い考え」の間のギャップであるとも言えるかも知れません。

というわけで、ここでは、「世間」と「僕の古い考え」の間のギャップってことにして、話を進めていきましょう。

次に趣味の世界でギャップを感じることとしては、いわゆる「同人ゲーム」というものの考えですね。

僕にとって、同人ゲームは、作ることもプレイすることも「趣味」であり、全体を通して楽しい感情を抱かせるものであったわけですが、最近、どうもそうではないことに気づきました。

夏コミ・冬コミに向けて期限を切って忙しく物作りして、オリジナル作品を作って、でもあんまり売れていなくて、同人ショップ委託でも名称に「東方」の名を冠していないから委託できなくて? あれあれ? おかしいな?と。

「ものが売れない」「委託できない」というのは、単純に「今世間が求めているものを作れていないから」ということになります。
趣味ですが。

これは趣味の世界であっても、企業の世界であっても同じことです。一昔前の発想で物作りをしていたら、昔は売れても、今は売れない。世間は厳しい。それだけのこと。
趣味ですが。

世間に付いて行けない者、変革をしない者、変革のスピードを鈍らせた者は、時代から置いて行かれる。結果として、ものが売れない、売れ残る。
趣味ですが。

いや、まぁ、これが本業で、お金を稼ぐことをメインに考えているのなら、変革のために、苦い思いをしてがんばろうって気も起きようってものですが…。
これは趣味ですからね。なんとなく、このままフェードアウトしてもいいじゃないかな、と思えてくるんですね。

別に、ものが売りたくて作っているわけではないですからね。もちろん、お金が手に入れば、その日のお酒はおいしくいただけるでしょうけど。

僕にとっての同人とか趣味って、そういうことではない。

だから、「世間」と「僕の古い考え」の間にギャップがあることに気づいても、それをどうにかしようって気が、あんまり起きてこない。

それに、今って、コミケや同人ショップに行っても、見渡す限り東方二次創作ばっかりが並んでいる状況なんですが、これ自体、あまり好きじゃないんです。

もちろん、東方プロジェクト自体は僕もプレイしますし、ファンではあるんですけど、その二次創作ばかりが、所狭しと並んでいる状況って………あー、なんというか、心がギシギシ痛んでくるような感覚になってくるんです。

別に「今の同人がおかしい」と思っているわけではありません。全体から見れば、むしろ僕みたいな考え方の方が「おかしい」方に分類されるんでしょう。

「今の若いやつは…」と声高に叫びたいわけでもありません。ただ、周りの人と趣味が合わなくなってしまった。自分の考えた古くなってしまった。そんなことを、感じ取ってしまった。

このジェネレーションギャップって、ちょっと悲しいものだな、と思えてきた32歳です。




Posted by 通りすがりC at 2011/12/04 18:38:21
> 見渡す限り東方二次創作ばっかりが並んでいる状況なんですが、これ自体、あまり好きじゃないんです。
> その二次創作ばかりが、所狭しと並んでいる状況って………あー、なんというか、心がギシギシ痛んでくるような感覚になってくるんです。

私はイラストサイトを見たりするのですが、そこでも、(東方に限らず、あらゆる作品の)二次創作に溢れていて、「折角、"創作"環境があるのだから、オリジナルで行けばいいのに」と思うことがあります。(まあ、描き手にしたら、「"同人活動だからこそ"好きな作品の二次創作をするんだ」ってことかもしれませんが)

やっぱりモノを作れば、誰でもクリエイターの端くれであるのですから、折角なら、自分にしかできない、「オリジナル」を作っていってほしいなあ、と思います。「『オリジナル』を作っていかなければ、創作の世界は発展しない」と、私は思っていますので。

Posted by ayacy at 2011/12/05 12:04:46
たしかに、作品を愛するが故に二次創作するってのもあるでしょうね。「創作」だけど「二次」とは、また人間は聞こえのよい便利な言葉を生み出したものですね。


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