INASOFT 管理人のひとこと


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■複数行置換あれこれ

2011年12月 2日(金) 0:40:15 [はてなダイアリーから転記]



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最近、フィードバックページから寄せられる声を見ていると「複数行置換」について、けっこうご意見が寄せられているなぁと思い、もしかしてけっこう人気ソフトに成長しつつある?とか思ったりなんかして、となると、色々発展させていきたいなぁという気持ちが沸々とわいてくるわけです。

ちなみに複数行置換はこちら:
https://www.inasoft.org/icountt.html#mlrep

Web版ヘルプはこちら:
https://www.inasoft.org/webhelp/mlrep/HLP000001.html

寄せられたご意見の中から、ちょっと気になったものをピックアップしてみたので、ご紹介してみたいと思います。


■置換時の設定を複数保存して読み出せれば嬉しいです。

たしかに、検索をルーチンワークにしている場合などに、画面内容全体を保存しておけると便利かもしれないですね。

(別分野のソフトですが、会社で使っている自社ツールでも、そういう機能を持つものがあり、けっこう便利なので)


■できればどんなところが置換の対象になるのか事前に分かれば安心です。

たしかに、あると便利ですね。ただ、実際にこの機能を作るとなると、非常に多大な工数をかけることになりそうなので、躊躇してしまいます。

置換位置をあらかじめ教えてくれるソフトというと、Visual Studioのような置換位置を一覧表示してくれるタイプのものや、一般的なテキストエディタのように1カ所ずつ置換箇所を教えてくれながら置換するタイプのものや、「Grep and Replace」のように置換位置に下線を引いて見せてくれるタイプのものがありますが、いずれにせよ、かなり手間が掛かりそうですね。

便利は便利なのですが、やるとしたら、ある程度時間が確保できるようになってから、やりたいと思います。


■変換実行時に置換対象ファイルに置換前文字列で設定した文字列が存在しない場合、エラーメッセージとして「置換対象ファイルがありませんでした」と表示されることに違和感を感じました(同メッセージだと置換対象ファイルの名称の設定ミスのように感じてしまいます)

メッセージについては難しいところではありますね。僕が使っている限りでは、現状のメッセージでも困ることは全然ないので、おそらく人によって文章から受ける印象がどうか、という感受性の部分に関わってくるところでしょうか。

困ることがあるとすれば、「確かに置換対象があるはずなのに、入力箇所が誤っていて、置換処理が行われない。どの入力が間違っているのかを知りたい」という場合でしょうか。ちょっと、やり方を考えてみたいと思います。

なお、「○○を入力して、○○を設定したのに、置換が行われないがどうしたらよいか?」という質問を、度々いただくことがあります。置換処理がうまくいかない場合について、ほとんどの方が似たいような入力ミスをしていることがあるようですので、その場合は、ヘルプにある「置換がうまくいかないときは」をご覧頂ければと思います。


■CPU使用率が100%に達して(応答なし)となることがあります。

これはマズイことでしょうか?

例えば、CPU使用率が50%になるということは、その分CPUを遊ばせておくということになりますから、処理時間は単純計算で2倍かかることになります。

基本的に、CPUにやらせる処理というのは、そういうものだと思うのです。

たまに「CPU利用率が100%になる」ことや「応答なし」になることは、そのプログラムがフリーズして、まともに動かなくなっていることを示し、良くないことの兆候である場合があります。そういう例を見すぎていると、「CPU利用率が100%になる」ことや「応答なし」になることそのものが悪であるかのように見られることがありますが、「処理を集中させている」という観点では、必ずしも悪いことではありません

もし、CPU利用率が上がって困ることがあるとすれば、タスクマネージャで mlrep.exe の優先度を「通常以下」や「低」にするとよいでしょう。こうすることにより、他のアプリを同時に動かしたとしても、支障は出にくくなると思います。ファンがガンガン回ることもなくなって、音も静かになるでしょう。発熱も抑えられます。

その代わり、処理にかかる時間は増えますので、そこはトレードオフとお考え下さい。





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