INASOFT 管理人のひとことフリーソフトダウンロードサイト「INASOFT」の管理人 矢吹拓也 が日々の「ひとこと」を語るページです。 2021年1月1日より、旧ブログ(blog.inasoft.org)からお引越ししました。 ・INASOFT Webサイト: https://www.inasoft.org/ ・管理人のふたこと(長文記事/寄稿文): https://www.inasoft.org/talk/ 2022年7月下旬より再び本業多忙化してきているため、更新頻度は落ちます。 [2022/7/24 19:32] Tweet ■予備校の時に聞いた話:英語では「何番目?」と聞けない2010年11月14日(日) 0:08:38 [はてなダイアリーから転記] |
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今から12年くらい前のことだったと思う。まだ予備校生だった頃の話。 予備校の英語の授業で、「英語には欠陥があるんですよ」と教わった。それは英語には「何番目?」という尋ね方が存在しない、というもの。 「○番目」というのは、1st, 2nd, 3rd, 4th, … 10th などの、後ろに th が付くようなもののことですね。 で、これをwhatやhow等のように、直接尋ねる方法が存在しないのだという。そのため、英語では、 「何番目にランクされているんだっけ?」→「ランキングのどの場所にいるんだっけ」 「オバマ大統領って何代目だっけ?」→「(適当な会話を作って訂正してもらう)Q:オバマ大統領って45代目だよね? A:いやいや、44代目だよ」 のように、異なる言い回しを工夫することにより、表現しているのだという。 では、最近の自動翻訳サイトは、この表現をどのように行うのだろうか。ちょっと、試してみた。 翻訳前の日本語「オバマ大統領は、何代目の大統領ですか?」 →英訳 :Generation how many is President Obama presidents? →再和訳:世代、社長オバマ大統領はいくつですか? →英訳 :Obama, do you what number president? →再和訳:オバマ氏は、どのような数の大統領なの? →英訳 :Is President オバマ the President of the generation? →再和訳:オバマ大統領は、世代長ですか? どれも少し、残念な感じになっちゃいました…。 翻訳前の日本語を、もう少し工夫する必要があったかもしれません。 ところで、上記の予備校の先生の話にはその後の話があり、そのことを聞かれた和英辞書の作者が「それなら私が表現を考えてやる」と意気込んで、それ以降、その辞書には必ず、「ケネディ大統領は何代目ですか?」というサンプル例文が載るようになった、という話があるとか。 なお、国際英語の世界では、上記のような欠点を補うよう、新しい言葉が考案されているとのこと。まぁ、世界で使われる言葉ですからね。このくらいのことはやっておかないと。 参考サイト: http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-712.html http://www.cotton-tree.com/garyu/archives/2006/01/post_177.html 目次の表示: ブログではないので、コメント機能とトラックバック機能は提供していません。ご質問・ご意見等はメール、フィードバックまたはTwitter等からお願いします。いただいたご質問・ご意見などは、この「管理人のひとこと」の記事に追加、あるいは新規の記事にする形で一部または全文をそのまま、あるいは加工させていただいた上で、ご紹介させていただく場合があります。 当サイトでは掲載内容による不具合等に関する責任を持ちません。また、内容の正確性についての保証もありませんので、情報をご利用の際は、利用者の自己責任で確認をお願いします。 |
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